ジャパンインターナショナルボートショー2015【アキレスのゴムボートとヨットなどを検証】
『ジャパンインターナショナルボートショー2015』を見に、横浜にあるパシフィコ横浜に来ています。
会場の入り口を入ってすぐのところにある、アキレスボートのコーナーにやってきました。ゴムボートの展示がメインで、大小様々なゴムボートが置いてありました。
中でも目立つのは船尾に船外機が装備されているモデルが多いこと。私の中のゴムボートのイメージは、釣り場などに到着してはやる気持を抑えながら必死で足踏み式のポンプで膨らまして、我先に水に浮かべ、これまた我先にグッドポイントに入るために、必死でオールを漕ぐというスタイル。
野池などではこの未だにスタイルなのでしょうけど、海や船外機の使える湖などは、船外機付きのゴムボートで優雅にポイントまで行くのが定番となっている様子。
ゴムボート自体もパンパンに膨らませてあり、ちょっと手で押したくらいでは凹みもしません。これだけの硬さであれば、船外機を付けて航行してもボートが変形してしまうようなことはなさそうです。
「ゴムボートも進化しているのね」と思いながら、色とりどりのゴムボートを見て行きました。
その隣には小型のヨットも展示してあり、コンパクトなヨットです。
ヨットのことはよく分かりませんが、なかなかスタイリッシュな姿で、熱心に係りの方の話を聞いている人の姿も。
テーブルの上には趣味の道具らしきものと、面白い形の小物などが置いてありました。
このヨット、DVDで見るとオンショアの海ですが、かなり波と風が強い中で乗っているのが分かります。「沈没したらどうなるの?」と、誰かが聞いていて、「オンショアだから沈没しても自然に岸に流れ着きますから」と、事もなげに話す係りの人に男を見た気がしました。
この波の中ではジェットスキーでもそれなりに乗りこなすのが難しいと思われ、ヨットでこの海に出ていく勇気が素晴らしいと思うと同時に「あんたも好きねぇ~」と思ってしまう私。
風が吹かなければヨットは走らないため、現地に到して、『風がある⇒楽しく乗れる⇒でも波もある⇒風が吹けば海だから波が立つよね⇒でも沈没したらどうしよう⇒あ、オンショアだから沈没しても流されて岸に着くよね⇒ヨッシャ行こう~!』という感じですかね・・・。
ここで言うオンショアとは、沖から岸に向かって風が吹いている状態。反対のオフショアとは、岸から沖に向かって風が吹いている状態。
ベテランでもオフショアの海は危険で、沖で何かあって誰も気が付かなければ『さよなら~』になってしまうため、普通はオフショアの海にはマリンスポーツでは出ない方がいいとされています。
だからと言って、オンショアだからどんなハードコンディションでも海に出ても構わないという訳でもなく、その辺りは自分の技量に合わせて楽しみたいもの。
こんな爽快なDVDも放映されていたりして、やはり海への憧れは誰にでもあると思うところ。
今回の『ジャパンインターナショナルボートショー2015』には、高級車の展示が目立ち、1台3,000万円もするような超高級車も展示されていたりして、何だかバブル時代を彷彿させるような光景も。
株式会社スナガのコーナーで、ここは普通のボートの他にバスボートも展示。
「バスボートって結構高いのね」と思ってしまいます。なんでも、このバスボートの価格は324万円ということで、小型の船に比べてもそれなりに高価。やはり特殊な船ということで、需要も少なく製造数も少ないことから、この値段になっているのかもしれませんね。