ジャパンインターナショナルボートショー2016『7,300万円のクルーザーからの眺めはいかに!?』
『ジャパンインターナショナルボートショー2016』を見に、横浜にあるパシフィコ横浜に来ています。
こちらは、ジェットスキー(マリンジェット)も製造しているヤマハのコーナー。こんな大きなクルーザーから、未だにひっそりと2ストロークエンジン搭載のマリンジェットを造り続けている会社でもあります。
2ストロークエンジン搭載のマリンジェットはあまりその存在を明らかにしたくないのか、このジャパンインターナショナルボートショー2016の会場内で展示しているブースはありませんでした。
ジェットスキーやボートショップ単体の展示もあったのですが、まさかヤマハから展示禁止の圧力でも掛かったのかと思わせる程、2ストロークマリンジェットの展示はありませんでした。
ヤマハのマリンジェット2016のカタログにはしっかりと載っているため、堂々と展示すればいいのにと思ってしまう私。
それもまぁこれだけ大きなクルーザーの前では小さな事かもしれませんね。
「んで、おいくら万円するの?コレ?」と思ってプライスカードを見てビックリ!「どひぃ~7,300万円です~」福沢諭吉様が7,300名必要ということで、想像すらできません。
「だ、誰が買うん?」と、呟かずにはいられません。
船体の長さは約12m、ボルボの500馬力マリンエンジンを2基掛けで1,000馬力というのも素直に驚き。
「いゃ~ん、世の中にはコレが買えるお金持ちがいるのね」と、羨ましいというか呆れるしかありません。
やはり我々に馴染みが深いのはこちら。230万円と十分に高額ですが、7,300万円に比べれば安い安い。
それよりマリンジェットMJ-FX Cruiser SVHOを載せているモナド(サン自動車製)トレーラーの方が気になります。
なかなか丈夫そうな造りで、ソレックスとどちらがいいか悩んでしまいます。
ジャパンインターナショナルボートショー2016会場内にはこんな感じで、ドーン、ドーンと大きなクルーザーが展示してあり、おそらく購入を真剣に検討できるのはこの会場内でも数える位しかいないと思うところ。
まぁ目の保養にはなるため、入場料を払っているからには到底買えるものではありませんが、じっくりと見学させて頂きます。
階段を上り、2階のような高さにあるデッキまできました。
室内はサロン形式で、冷蔵庫やテレビ、マリントイレなども装備されているようで、さながら豪華なキャンピングカーのよう。
船体もピカピカで眩しいようです。
ヤマハブースの一角でフィッシング講座が始まりました。船を購入する動機として、魚釣りというのが大きなウェイトを占めていると思われ、釣りの講座などは人気がありますね。
私も船ではありませんが、ジェットスキーから釣りをすることがあり、やはり陸からでは狙えないポイントも船があれば狙えるため、釣りをする人にとって船は憧れでもあります。
釣り講座に人が集まり、この辺りは少し閑散としていました。
コレは名古屋トヨペットのマリン事業部。中古船の情報が張り出されていました。ジャパンインターナショナルボートショー2016の会場内にも実物の中古艇展示コーナーがあり、キレイな船が格安の物もあり、程度の良さそうな船は『売約済』の札が掛かっていたりもしました。
中古艇であれば何とか手が出せるような価格ですが、さすがに最初に見た7,000万円超のクルーザーはちょっと誰もが買えそうにありませんね。