『ジャパンインターナショナルボートショー2017』inパシフィコ横浜へ行ってきました【その04】『シードラゴン』という潜水艇型ドローンが気になる私
今回は、2017年3月5日(日曜日)に横浜のパシフィコ横浜で開催された『ジャパンインターナショナルボートショー2017』を見に行った時の様子をご紹介。
東日本大震災以降ボートショーの展示会場で見掛けるようになった、『浮揚式津波洪水対策用シェルター』。津波などが到来し、避難が間に合わなかった場合の最終手段として注目を集めています。
定員は8名。シェルター内は大人が立って歩ける程度の天井高があり、バッテリーで作動する照明機器なども装備。
座席にはそれぞれシートベルトが装備され、津波などで流されている時にシェルターがどのような向きになっても乗員同士がぶつかったりしないよう配慮されています。
実際に使用される場面が来ないことが一番なのですが、いざという時にあれば心強い設備だと思います。価格は300万円程ということで、自治体などが津波警戒地域に設置を検討しているものと思われます。
その『浮揚式津波洪水対策用シェルター』を紹介していた液晶テレビの脇に、さりげなく気になる物が置いてありました。
小型の潜水艇のようで、翼のような物も付いており、カッコいい感じ。
紹介するポスターがありました。
『TT Robotix Seadragon(シードラゴン)潜水艇』
ビデオカメラを搭載した潜水艇型ドローンです。海水/淡水両対応、潜水深度60m、最高前進速度2knots(3.5km/h)。複数の高画質カメラによるビデオストリーミングが可能で、港湾施設や船舶進水部分の目視確認をダイバーを使わずに行うことができます。【2017年夏 発売予定 価格未定】
ということで、水中版のドローンみたい。ここ数年、空を飛ぶドローンは注目度が高く、盛んに各メーカーが開発をしていますが、水中バージョンというのは珍しいと思います。
株式会社タジマモーターコーポレーション 防災事業部という会社が、開発・販売を行っている模様。
業務用だと思われ、ホビーユースではないとは思いますが、私であれば、「釣りをする場所の水底がどのような形状になっているのかを、シードラゴンを使って探索し、魚が好みそうな地形になっている場所で釣りをするという使い方になるかなぁ~」という感じ。
水深60mまで潜ることができるため、キレイな海で自身が潜れないような深度の水中を見ることができるのも少し魅力的。水中という人間にとっては未知の部分が多い分野に、こうした機材が潜ることにより、また新しい発見があるかもしれませんね。
今年はNTT docomoのブースが出ていました。詳しくは見ていませんが、通信機器関連であることは間違いなさそう。
「うぉ!こっちにも水中ドローンのような物が展示してある~♪」と思って近付いてみると・・・。
違いました・・・。CLERCという時計のディスプレイようの模型で、オモチャでした。でも何となく水中ドローンにしても違和感が無い感じのデザイン。
「人が乗っている部分に360℃カメラをツインで装備すれば、立体映像なんかも撮影できたりして・・・」などと考えてしまいました。
こんな感じで腕時計を展示。
なかなかカラフルな時計です。
何となくオモチャのような造りですが、海洋レジャーの際に身に着けるのは、これ位の遊び心ある時計が似合うかもしれませんね。