『ジャパンインターナショナルボートショー2017』inパシフィコ横浜へ行ってきました【その13】復活したGP1800が気になる私
今回は、2017年3月5日(日曜日)に横浜のパシフィコ横浜で開催された『ジャパンインターナショナルボートショー2017』を見に行った時の様子をご紹介。
ヤマハのコーナーにやってきました。大型のクルーザーなどを展示しているブースではなく、ジェットスキーを中心に展示しているコーナーが出来ていました。
2016年のジャパンインターナショナルボートショーでは、ヤマハのマリンジェット(ジェットスキー)のコーナーはここまで大きくなかったような記憶があります。
ヤマハもマリンジェット(ジェットスキー)に力を入れるようになってきたのでしょうか?日本国内のマーケット規模はそれ程大きくはないため、やはり米国等の大規模市場の好景気が、メーカーの開発を後押ししているのかもしれません。
235万円と、マリンジェット(ジェットスキー)も随分と高額になりましたね。10年程前には200万円超えのジェットスキーなど考えられませんでしたが、今は普通に200万円超えが当たり前に・・・。
最近のヤマハのマリンジェット(ジェットスキー)は、直線を基調としたデザインに変わりつつあります。カワサキ製のジェットスキーが曲線を多用しているのと対照的。
やはりカワサキのジェットスキーがヤマハのマリンジェットの最大のライバルだと認識しているのでしょうか?
こちらも約200万円のマリンジェット(ジェットスキー)。
こちらはちょいと安く、166万円で、180馬力のマリンジェット(ジェットスキー)で、入門艇としてはこれ位が最適かと・・・。
ヤマハの画期的なリバースシステムである、RiDEもPR。
私も以前体験したことがある、ゲーム感覚でヤマハのRiDEシステムのことが理解できるコーナーも健在。
複雑な操作をしなくても減速と後退ができるシステムで、機構もシンプルでトラブルがあまり無さそうな感じで、この辺りの機構についてはカワサキのジェットスキーは大幅に遅れをとっている感じ。
ジェットスキー仲間が「コレは良いらしいよ」と言っていたのが、復活したGP系マリンジェット(ジェットスキー)のGP1800というモデル。
GPシリーズはMJ-GP1300Rが2008年に生産を終了してから途絶えていたのですが、今回4ストエンジン+スーパーチャージャーの新たなエンジンを搭載し、復活を果たしました。
ジェットスキー仲間の話によると、250馬力のエンジンと、ヤマハの軽量ハルである『ナノエクセル2ハル&デッキ』との相性が良く、加速・旋回性能共にかなり高レベルにあるとのこと。
既にレースシーンではそこそこ実績を出しているようで、ここ数年SEA DOOにやられっぱなしだったレースシーンにヤマハが名乗りを挙げた模様。
やはりこちらのMJ-GP1800も直線を多用したデザインで、アグレッシブな雰囲気を演出。
こちらは同じWAVE RUNNERでも低価格のマリンジェット(ジェットスキー)。MJ-EX Deluxeという機種で、121万円程とこちらも入門艇としては最適。馬力も100馬力程のため、免許を取り立ての初心者にも扱いやすいと思われます。
それであればこちらのカワサキのSTX-15Fも負けてはいません。デザイン的には私はこちらの方が好き。価格は134万円程と、前述のMJ-EX Deluxeより13万円程高いですが、エンジン出力は160馬力と60馬力も上のため、楽しいジェットスキーだと思います。
ほぼ黒一色のカラーリングも渋くて玄人好み。
メーターパネルのデザインが私の所有していた2007年モデルと微妙に違いますね。まぁ、10年も経過すれば多少のデザイン変更もあります。
ちなみにSTX-15Fが最初に発売されたのは2004年ですから、既に13年間も販売を続けているロングセラーモデルになります。
そのSTX-15Fのエンジンを搭載したシングルジェットスキーが、SX-R1500という2017年のニューモデル。エンジンの信頼性においては非の付けようがないため、どこまで新しいハルがハイパワーエンジンと協調しているのか、試乗が楽しみな新型ジェットスキーです。