カムロードのエアコン(クーラー)改良作戦『エアコンブースター』【その09】
私の所有しているキャンピングカーのベース車両である、カムロードというキャンピングカー専用シャーシですが、エアコン(クーラー)の効きがイマイチ。
そこで、エアコンのコンデンサーにホースで水を掛ける装置を自作することに。エアコンのコンデンサーを強制的に気化熱で冷やし、クーラーの効きを改善させようという作戦。その製作過程をご紹介。
キャンピングカーの外側に15mmのホースを敷設完了後、今度は室内側のホースの接続等を進めていきます。一番の懸案事項であったキャンピングカー車外のホース敷設が完了しているため、後はじっくりと室内側を完成させます。
キャンピングカーの床面から15mmのホースが顔を出し、抜け留めのタイラップもキチンと効いている模様。右隣にあるコックの付いたホースも外側に出ているホースのため、今は使い道がありませんが、また何かに使えるかもしれません。
床面との隙間をコーキング(シリコン)で埋めていきます。こうしておけば、ホースと床面のわずかな隙間からホコリや排気ガス等の進入を防ぐことができるため、この処理は比較的重要。
ざっと周りをコーキング処理し、その後指で丁寧に密着させました。
続いてウォーターストレーナーの取り付けに掛かります。
適当な長さに切ったホースを繋げていきます。
ホースクランプを締め付け。
ウォーターストレーナーの台を固定する作業に入ります。
使用するのは長い木ネジ。
このような感じでリアエアコンユニットの台に共締めしていく方法。
ところが木ネジの頭に対してステンレスのステーに空いている穴が少し大きく、木ネジの頭が通り抜けてしまいそう。
一旦木ネジを抜き、やり直します。
あまり推奨される方法ではありませんが、皿タイプの木ネジに小さなワッシャをかませ、頭が通り抜けないようにします。
逆転の発想で、ステンレスステーの方の穴径が小さくなったと思うことにしましょう。
見てくれはアレですが、とりあえずガッチリとエアコンの台にウォーターストレーナーの台が取り付きました。手を入れてウォーターストレーナーのキャップを取ることも出来るため、ストレーナーのメンテナンスも大丈夫そう。
ここで気が付いたのですが、ウォーターストレーナーの下側にホースバンドを入れるのを忘れてしまっています。かなりきつく入っているホースのため、抜くのが面倒。
ということで、とりあえずこれで運用してみて、万が一抜けてしまうようであれば、抜けた時点でホースバンドを追加しようと思います。
恐らくそれ程水圧が掛かる部分ではないため、このままでも大丈夫なような気もします。
カムロードのエアコンブースターも70%程の完成度となってきました。もう少し実物大のプラモデルで遊びます。