カムロードのエアコン(クーラー)改良作戦『エアコンブースター』【その10】
私の所有しているキャンピングカーのベース車両である、カムロードというキャンピングカー専用シャーシですが、エアコン(クーラー)の効きがイマイチ。
そこで、エアコンのコンデンサーにホースで水を掛ける装置を自作することに。エアコンのコンデンサーを強制的に気化熱で冷やし、クーラーの効きを改善させようという作戦。その製作過程をご紹介。
給水タンクから出ている白い配線は、水中ポンプに電気を供給する配線。この先に水中ポンプが繋がっており、タンクの中の水が漏れないよう、ニップルが付いています。
ニップルの中にコードが通っており、ニップルをプラスチック製の六角ナットで締め付ける方式。六角ナットを締めると、給水タンクの天面にニップルが抜けないように取り付き、水漏れを防止する構造。
配線にお得意のスパイラルチューブを巻いて保護しておきます。
給水タンク内から水中ポンプを取り出してみました。配線が繋がっているため、これ以上引き出すことは出来ません。
タンクの中をフラッシュ撮影してみると・・・。少し見づらいですが、細かな鉄粉やゴミが散らかっていました。水中ポンプが少しでも異物を吸ってしまわないよう、掃除をすることにします。
とりあえずキャンピングカー内の掃除用に購入した、ダイソンの掃除機で見える所のゴミを吸引。その後、ウエットティッシュを使い、手の届く範囲でキレイにしました。
ただ、右奥の方へタンクが伸びているのですが、その部分は手が届かず、完全にはキレイに出来ません。本当に隅々までキレイにするには、給水タンクを取り外し、天板を分解して外し、中を掃除するしかなく、そこまではいいかな・・・、という感じ。
あんまり変わってないかな・・・(苦笑)
ノギス、何に使ったんだろ?忘れちゃいました。あ、プラスチック製の六角ナットの大きさでも測ったのかな?
今度はタンク内の水を送り出すための、水中ポンプに取り付けるニップルを天板の穴に取り付けます。
ニップルの長さを測り。
既に設置してあるウォーターストレーナーに繋ぐためのホースの長さも計測。こうして徐々に自分の思い描いた改良策が形になるのは楽しいですね。時間を忘れて没頭してしまいます。
ホースをカットしました。
切り口が若干斜めになっているような・・・。
そこで薄くスライスし、切り口をキレイに整えます。普段はサイドソファーの下に隠れてしまう場所のため、そこまで深くこだわらなくても問題ないのですが、ここは自分の気の済むようにできるのがDIYの良いところ。
夜も更けてきましたが、まだまだ楽しい作業は続きます。