カムロードのエアコン(クーラー)改良作戦『エアコンブースター』【その12】
私の所有しているキャンピングカーのベース車両である、カムロードというキャンピングカー専用シャーシですが、エアコン(クーラー)の効きがイマイチ。
そこで、エアコンのコンデンサーにホースで水を掛ける装置を自作することに。エアコンのコンデンサーを強制的に気化熱で冷やし、クーラーの効きを改善させようという作戦。その製作過程をご紹介。
キャンピングカーの総走行距離は、この時は187,919km。現在はもっと走っているのですが、作業したのが少し前のため、総走行距離数が前後しています。
さて、コンデンサーにホースで水を掛ける装置を作成しておりますが、手元で水を出したり止めたりするスイッチが必要。そうでなければ、スイッチが入れっぱなしになり、水があっという間に無くなってしまいます。
そこで運転中もON/OFF出来るよう、ハンドル脇に空いているサービスホールを使ってスイッチを設置することに。
とりあえずインパネのカバーを外してみます。
あ、外しても関係ありませんでした。インパネの脇に仕切りがあり、スイッチのサービスホール裏に手が入りません。
それでも外したついでにハンドル上の布に砂や埃が大量に堆積していたので、これを機会にお掃除。
ちなみにサービスホールは下から手を入れると手が届き、簡単に蓋を外すことができました。
ハンドル上の布地はダイソンの掃除機でキレイに吸い取り、新品のようになりました。
給水装置のスイッチとは別にもう一つスイッチを取り付けるため、中央のインパネを外します。この中央のインパネは何度も外したことがあるため、慣れたもの。
リアエアコンの風量調節ノブの隣のパネルを取りました。このパネルを加工し、スイッチを取り付けていきます。
外した4枚のパネル。全てにスイッチを取り付ける訳ではないのですが、勢いで全て外してしまいました(汗)。
コレが水中ポンプへ続く配線。
少し長めに準備してあります。
2本ありますが、1本は水中ポンプを作動させる配線で、もう1本は、新設するインバーターのリモートコントロール用。
これは仮に被覆を剥いだ様子。
カムロードの運転席・助手席の足元に潜り、ゴソゴソ。
こんなところに電装ボックスのようなモノがありました。
うまく引き出せないので、もう1本の配線ケーブルを呼び線として使用しているところ。専用の呼び線ワイヤー等があれば簡単なのでしょうけど、素人工作にはちと勿体ないかな。
さてさて、どこをどう配線を這わしていくのか、考えつつ、作業は続きます。