お台場キャンピングカーフェアの様子【日本特殊ボディーの新型キャンピングカーを検証】
先月開催された、神奈川キャンピングカーフェアに続き、お台場キャンピングカーフェアにも行ってきました。
ですが、今回のレポートはあまり面白くありません。何故ならデジカメの調子が悪く、写真をほとんど撮ることができなかったため。
何となく電源を入れた時の反応が悪いと感じていたデジカメですが、いよいよ動作が危うくなってきました。そんな訳であまり写真がありませんが、とりあえず行ってきたので少ない写真を交えてのご紹介となります。
今回もゆりかもめに乗ってお台場駅で下車。駅を降りてダイバーシティーの方を見てみると、何だか大勢の人が歩いていました。
「ん、何だ?何かのイベントがあるのかな?」と思いながら見てみると、10月なのでハロウィンの仮装イベントを行っている様子。
様々な格好に仮装した人が歩くところを、周りで大勢の人が見ているというイベントでした。私も少し見てみましたが、魔女の宅急便に出てくる『キキ』の仮装をしている人が多くいたのが印象的。
まだまだ日本国内では認知度が低いハロウィンのイベントですが、場所によってはそれなりに盛り上がっているようです。
お台場キャンピングカーショー会場で、優待券を使ってチケットを買い、中へ入ります。
会場全体はこんな感じで、キャンピングカー&トレーラー200台大集合ということで、それなりに展示車両もあり、年を追うごとに規模が拡大しているような感じがします。
ちなみに、2015年2月に千葉県の幕張メッセで開催された、ジャパンキャンピングカーショーの展示車両台数は285台でしたので、それに迫るような展示車両台数です。
お台場キャンピングカーフェアで気になったのがこのキャンピングカー。日本特殊ボディーという新しいキャンピングカービルダーで、設立して10ヵ月程の会社ですが、ここまでのキャンピングカーを造り上げてきました。
話をよくよく聞いてみると、埼玉県春日部市にあるAtoZというキャンピングカービルダーから独立された方が起こした会社ということ。
それなので、ベース車両はAtoZが採用しているいすゞのビーカムになっている様子。
外観はなかなかカッコよく、バンクベッド前面に開いている2枚並んだ窓も特徴的。バンクベッドには大型のスカイライトルーフも取り付け可能のようで、車内が非常に明るかったのが印象的。
内装はこんな感じで、ちょいと写真をお借りしてしまいましたが、うまく内装の写真を撮ることができなかったため、スミマセン。
印象としては、5mちょいの全長にも関わらず、車内が非常に広々している感じがしました。フリールームも広く、電動式のラップポンというやや大型のトイレが置いてありましたが、全く狭さを感じさせることはありませんでした。
パネルの断熱には波板構造を採用し、空気による断熱効果と軽量化を同時に達成しているそう。
いすゞのビーカムは、サスペンションがキャンピングカー専用設計になっているため、乗り心地はカムロードより遥かに良いということで、試乗車などがあれば乗ってみたいものです。
車両後部のデザインはこんな感じで、窓がありませんがバックアイカメラが装備されているので、問題は無さそう。
それよりもやはりリアタイヤがダブルタイヤなのは安心できるポイント。最近リアシングルタイヤのカムロードのバースト事故をニュースを聞くことも多く、やはりその点リアダブルタイヤは信頼性があります。
このキャンピングカーの名前は『SAKURA(さくら)』というキャンピングカーで、日本国内で製造されているキャンピングカーだけに、和名が付けられている模様。
まだ立ち上がったばかりのキャンピングカービルダーなので、アフターサービスを含めた会社の対応状況等はまだまだ分かりませんが、今後の推移を観察したいと思います。
以上、短いですがとりあえずお台場キャンピングカーフェアに行ってきたというレポートでした。