神奈川キャンピングカーフェアを見に川崎競馬場へ【その02】オーエムシーのバンコン
今回は、2015年9月26(土曜日)に神奈川県川崎市で開催された、神奈川キャンピングカーフェアを見に行った様子をご紹介。
キャンピングカーフェア会場に到着したのは午後2時頃だったので、良いお天気ということもあってキャンピングカーフェア会場内にはそれなりに来場者の姿がありました。
ミスティックプランニングのアンセイエが入場口近くに展示してあり、やはり普通のキャブコンと大きく違う外観についつい見とれてしまいます。スカイライトルーフから外を眺めている人なども居て、なかなか人気のようです。
この逆反りデザインがやはり斬新で、何より頑丈そうな印象も受けます。
そのミスティックプランニングのブースにはミニポップビーという、軽トラックにピックアップキャビンを搭載したキャンピングカーも展示中。オレンジの色も鮮やかで、ピックアップキャビン内には来場者が入っていて熱心にキャンピングカービルダーの話を聞いていました。
なかなか面白いデザインのホイールです。やはりキャンピングカーという遊び車なのだから、足元もオシャレしたいものです。
こちらは、オーエムシーというキャンピングカービルダーが製造している『銀河』という200系ハイエースベースのバンコン。
東芝の家庭用エアコンが装備されていて、空調関連においては不満はなさそう。
家庭用のエアコンを搭載するということは、あの大きな室外機を200系ハイエースのどこかに設置しなければならないということで、このようにボディーサイドを大胆にカットして収めてありました。鉄板のボディーをこのようにカットして大丈夫なのかと少し心配になるところです。
価格も570万円と、消費税を入れると600万円を超す価格になるバンコンだけに、「ハイエースのバンコンに600万円はなかなか出せないよなぁ~」と思ってしまう私。
オプションの家庭用エアコンセットというのが85万円と高額なのも気になります。エアコンが10万円として、残りの75万円でどのような装備が付いてくるのか、ちょっと興味はありますね。
車内のレイアウトは、セカンドシートが単座で、サードシートが固定式のよう。2人旅に使うには丁度いい装備なのではないかと思います。
車両最後部にはきちんと扉で仕切られたトイレスペースもあることから、ポータブルトイレの使用も問題ありません。この辺りのレイアウトは評価できるところ。
冷蔵庫・電子レンジ・シンクの位置関係も良好で、これならキャンピングカー内で簡単な調理位は出来そうな雰囲気。
同じオーエムシー製造のバンコンで、『北斗』という車両もありました。
こちらも『銀河』同様に2人旅と割り切った仕様で、セカンドシートは横向きになっています。
その代わりと言っては何ですが、後部に大きなラゲッジルームを備え、今流行の自転車を2台収納できるようなスペースがあります。
タイヤをうまくアルミ加工された床下収納庫に入れることで、あまり無理することなく自転車を2台積めるようになっています。もちろんこの状態でもセカンドシート部分をベッド展開することにより、2名が就寝可能。
この辺りは趣味に特化した仕様ということで、自転車などを積んで出掛ける方には有り難い仕様。最近の自転車は高額で、雨ざらしになる車外の自転車キャリアなどに積みたくないという方もいると思われることから、やはり『中積み』の要望は一定数あると思います。
この展示がしたくてこの自転車を購入したのでしょうか?タイヤにはビニールのカバーが掛かったままになっていました。
200系ハイエースのバンコンではよく見かける床下収納スペースですが、このような使い方も出来るという良い見本ですね。