神奈川キャンピングカーフェアを見に川崎競馬場へ【その13】アルフレックス&ユーアイビークルのバンコン
今回は、2015年9月26(土曜日)に神奈川県川崎市で開催された、神奈川キャンピングカーフェアを見に行った様子をご紹介。
アルフレックスというバンコンキャンピングカービルダーのオシャレな車両を引き続き見ていきます。内装が赤いタイプのバンコンもあり、神奈川キャンピングカーフェアの会場内でも目を引く存在になっています。
赤でも真っ赤ではなく、ちょっとワントーン抑えた色味の赤で、嫌味のない感じのシックな赤色です。
扉の角も丁寧に処理されているようで、決して広くはないバンコンの室内で家具などに手が触れてもケガをしにくいような配慮が有り難いところ。なかなかこの家具の角まで気を遣っているキャンピングカービルダーは少ないため、非常に評価できるところです。
後ろ向きに展開しているセカンドシートは『サプリオ』かと思いましたが、アルフレックスオリジナルのコンフォートシートのよう。オリジナルシートは私の古いバンテックのジルにもバンテックオリジナルのシートが使われていますが、イマイチ動きが悪いため、ここは動かしてチェックしてみた方がいいかもしれません。
ただ、私のジルは14年前の車両のため、最新式のシートの動きが悪いとは思えませんが・・・。
車両名は『Cs-NEX(シーズネクス)』という名前で、オプション無しの価格で425万円(税別)というのはなかなかリーズナブルな価格。これだけのクオリティーでこの価格であれば、シートの使い勝手を見ないと分からないところがあるとは言え、なかなか頑張っている価格だと思います。
サードシートにはハート型のクッションが置かれ、若いカップルが1泊のショートトリップに出るにも最適な感じ。こんなオシャレなバンコンでお出掛けできるなんて、ちょっと羨ましく思いますね。
テーブルはセンターポール式を採用。シンプルでいいのではないかと。
外観は至ってシンプル。ホイールが少々目立ちますが、これはドレスアップ用なので、普通のホイールでもいいかもしれません。なんてったってキャンピングカーに乗ってしまえば、ホイールなど見えなくなってしまうから・・・。それなら内装やキャンピングカーとしての装備品にお金を掛けた方がいいと思うのですが・・・。
「ムムッ!」こちらのバンコンはさらにお安い294万円(税別)から、という価格。オプションを付けても400万円(税別)以下と、かなりリーズナブル。キャンピング8ナンバー登録ではなく、4ナンバー登録になるようですが、これだけ安いとそれでもいいかと思うところ。
200系ハイエースの運転席ですが、もはや商用バンの域をとうに超えている感じで、かなり高級感があります。
200系ハイエースのバンコンを製造している、ユーアイビークルというバンコンビルダーで、私も数年前から注目している会社。
このユーアイビークルの魅力は、やはり社員の方のバンコン(キャンピングカー)にかける情熱と知識が豊富なところ。ハイエースに関する質問をいくつかさせて頂いたことがあるのですが、業界の裏事情を含め様々な情報をお持ちで、その時は「へぇ~、そうだったの~」ということの連続でした。
やはりキャンピングカーを始め、ベース車両に精通したスタッフが接客をしてくれるというのは、キャンピングカー初心者には心強いもの。ましてやバンコンというキャンピングカーのジャンルは、キャンピングカー初心者が多数購入する車種のため、尚更経験と知識が豊富なバンコンビルダーからの購入を勧めたいところ。
その点、ユーアイビークルのバンコンであれば、車両の造りはもとより、様々なアドバイスを受ける事が可能だと思われ、私もオススメするバンコンビルダーです。
一見、畳のように見えますが、これは後部ベッドの表面。毛足の短いシートなので、お掃除がしやすそう。
後部の窓際にはイルミネーションに使う蛍光灯が装備されていますが、これは不要かな。展示車両だからゴージャスに見せないといけない場面もあるため、取り付けているかもしれません。
ベッドマットを支えるパイプもしっかりとした造りで、オリジナリティー溢れる構造になっています。
こんな感じで段違いのベッドになるため、子供が小さい4人家族であれば十分に使えそう。
価格的には安いバンコンですが、家具の造りやシートの縫製などもしっかりしており、安かろう悪かろうという感じは一切しません。この辺りのコストパフォーマンスの高さも私がユーアイビークルのバンコンが好きな理由。