ジャパンキャンピングカーショー2015 in 幕張メッセ【ホワイトハウスのハイブリッドバンコン&ホンダドッグを検証】
ジャパンキャンピングカーショー2015 in 幕張メッセの会場に来ています。ステージ脇に飾られているキャンピングカーは、2015年のキャンピングカーアワードに選出された、タレントのヒロミさんに1年間貸与される車両のようです。
アドリア社のMATRIX M680SPというキャンピングカーで、全長7,383mm×全幅2,299mm×全高2,810mmというかなり大型の輸入キャブコン。
後方から見るとリアタイヤから後ろに伸びる部分が非常に長いのが分かります。このキャンピングカーを使っていろいろな遊びに挑戦するということを、キャンピングカーショーのホームページ上で言っていました。
こんな高級なキャンピングカーを1年間貸与してくれるなんて、羨ましい限りです。日本国内では取り回しに多少苦労する場面もあるかもしれませんが、どこかで見掛けたら『もしかしたらタレントのヒロミさんのキャンピングカーかも?』ということで見てしまいそうです。
「いいな、いいなぁ~」と思いながらやってきたのはホワイトハウスのブース。トヨタのボクシーにポップアップルーフを架装した簡易的なバンコンを展示中。
ベース車両となっているボクシーをハイブリッドカーとし、燃費と環境に配慮したバンコンに仕上げています。最近ではトラックもハイブリッド化されつつあるため、「カムロードもいつかハイブリッド化されてしまうのでは」と、密かに思っていたりして・・・。
ハイブリッド化はそれはそれでいいことなのですが、おそらくベース車両の価格が上昇するため、キャンピングカー自体の価格も上昇すると思われます。
ハイブリッドキャンピングカーが発売されれば、ガソリン価格の上昇や下落にあまり一喜一憂しなくて済むというメリットもあるため、一概に悪いことばかりではないと思うのですが、もう少しバッテリーをはじめとした周辺機器の低価格化が進み、今の価格と変わりがなくなってからカムロードのハイブリッドキャンピングカーを発売して欲しいものです。
長距離を走ることの多いキャンピングカーにとってベース車両のハイブリッド化は歓迎すべきことなので、大いに開発は進めていってもらいたいところ。
しかし大勢の人がキャンピングカーショー会場に来場しています。今日、2015年2月14(土曜日)の来場者数は20,838ということで、2万人を超える人がこの幕張メッセのキャンピングカーショー会場に訪れたということです。「く、車が見えないな・・・」と思いながら、キャンピングカーへの関心が年々高まっていると感じる私でした。
『Honda Dog』と書かれたN-Boxが展示されています。「ホンダドッグって何?」と思いながら車両を詳しく見ていくことにします。
助手席を見ると犬の簡易ケージが置かれていて、ケージがシートにきちんと固定されている様子を紹介しているようでした。
「えっ、コレだけ?コレで犬用車になっちゃう訳?」と、やや拍子抜けしながら車両の後部を見ます。
後部座席には犬が乗ってもシートが汚れないように、犬用のマットが敷いてあり、リードも固定できるようになっている様子。
「こ、コレも市販のものでいくらでも流用できるじゃん」と思うのですが、犬の足跡や専用設計のためシートにジャストフィットしている辺りが売りなでしょう。
そんなことよりブースにいるお姉さんがカワイクて、そっちに気を取られてしまい、犬のように擦り寄ってしまいたい衝動に・・・。
「キャンピングカーショーも東京モーターショーばりにコンパニオンのお姉さん目当てに来る人が増えるかも・・・、そうなればますますキャンピングカーショーが楽しみになっちゃうじゃん、グフフ・・・」と無粋な考えを巡らせる私。
あ、ホンダドッグの紹介でしたね。最近は愛犬とのお出掛けを楽しむ方も多いようですから、ホンダドッグに限らずいわゆる『犬仕様車』のキャンピングカーを出展しているキャンピングカービルダーもちらほら。
このホンダドッグの特徴としては・・・
・わんこによるシート汚れを防ぐ
・わんこと気軽におでかけ
・わんこの飛び出しを防ぐ
というものがあり、犬を連れて気兼ねなくお出掛けできるようにサポートするグッズを装備したら、ホンダドッグになったという感じ。
犬と一緒に出掛ける場所の例として、伊豆半島が紹介されていました。首都圏からも近くオシャレなスポットも多い伊豆半島を選ぶ辺りが、「首都圏の人が好みそうな場所をよく押さえているなぁ~」と思うところ。昨年の夏に伊豆半島にキャンピングカーで遊びに行きましたが、確かに魅力的な場所が多いのも事実。
このパネルを見ていたら何だか伊豆方面に出掛けたくなってしまいました。うちも犬を飼っていますから、ホンダドッグのウェブサイトにある情報を頼りに出掛けてみようかなと思ってしまいます。
ホンダドッグのウェブサイトは・・・
http://www.honda.co.jp/dog/
となっています。
自動車メーカーのホンダが運営するホームページだけに自社の車の宣伝も多いですが、その他にも使える情報がたくさん掲載されているため、興味のある方は覗いてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、グーグルで『ホンダドッグ』と検索しても出てきます。
この展示車両であるN-BOX+ Custom「わんこと車中泊」バージョンの価格は1,801,560円(税込)という設定で、これを見ると「け、軽自動車で180万円かぁ~、高いなぁ~、もはや軽自動車の値段じゃないよなぁ~」というのが正直な感想。
私の中では軽自動車は100万円前後で購入できるもの(実際にはそのような価格帯の車両もあります)という概念があるため、200万円近い価格を見ると、「ええっ!」と思ってしまいます。
ただ、内装は豪華で外観もカッコいいため、気にはなるのですが、やはり200万円近い価格に気持ちが萎えてしまうところ。
それでもホンダのN-BOXは売れているようで、休日にスーパーやホームセンターなどに行くとかなりの数のN-BOXを見掛けます。
そんないまだ大人気のホンダN-BOXの進化はこれからも続いていくのでしょう。