ジャパンキャンピングカーショー2015 in 幕張メッセ【草加モノづくりブランド認定のビークル社のバンコン フューチャーを検証】

ジャパンキャンピングカーショー2015 in 幕張メッセの会場に来ています。やってきたのはバンコンキャンピングカービルダーの老舗である『ビークル』のコーナー。

ジャパンキャンピングカーショー2015

このビークルもキャンピングカーショーの常連さんで、大抵のキャンピングカーショーに出展している意欲的なキャンピングカービルダーのひとつ。

今回も200系ハイエース、NV350キャラバンベースのバンコンを合計で4台ジャパンキャンピングカーショー2015の会場に持ち込んできています。

ジャパンキャンピングカーショー2015

ビークルのコーナーの入り口には、『草加モノづくりブランドに「フューチャー」が認定されました』という掲示板が掲げられています。

草加モノづくりブランドとは、草加市内で製造された優れた特徴のある製品を認証し、全国に広く情報発信することにより、市内産業の活性化を目指すことを目的として、草加商工会議所、知識経験者、市、埼玉県の機関などで構成する「草加モノづくりブランド実行委員会」が認定している制度。独自性や先進性、市場性などを基準に、卓越した技術を生かした製品が認定される。

ジャパンキャンピングカーショー2015

ということで、平成23年にオリジナルキャンピングカー『フューチャー』が『草加モノづくりブランド製品』に認定されていたようです。平成23年と言えば2011年のことなので、今から4年も前に認定を受けていたことになりますが、私は今回のジャパンキャンピングカーショー2015の会場の掲示板を見るまで知りませんでした。

確かに『草加モノづくりブランド』のホームページにはフューチャーが認定品ということで掲載されているのを確認することができました。

それではその草加モノづくりブランドに認定されたビークル社のフューチャーをじっくりと見て行こうと思います。

ジャパンキャンピングカーショー2015

200系ハイエースベースのバンコンで、ワゴンロングを使い内装を架装しています。車両サイズは全長5,380mm×全幅1,880mm×全高2,285mmということで、5m超えのバンコンになります。やはりこのサイズからが室内空間の広さという点においては使いやすいサイズと言えそうで、やはり売れ筋のバンコンキャンピングカーということになりそうです。

ジャパンキャンピングカーショー2015

スライドドアを開けたエントランス部分の脇にあるソファーの造りを見れば分かりますが、非常に丁寧に造り込まれた車両ということが一目瞭然。木の質感を生かしながら丈夫で軽量な家具を使うことでこの品質を実現しているようです。

ビークル社の使う家具は全て自社工場にて製作されており、トヨタが製造した200系ハイエースという世界的にも高いブランド力を持つ車と言えども、個体差により微妙に室内細部の寸法が違うと言います。

その微妙なサイズの違いは大量生産された家具をただ単に取り付けていくだけであれば、わずかなすき間やズレが生じることになり、それが走行中のキシミ音などの原因になることも。

ビークル社ではそのようなことが起きないよう、『車両の個体差による誤差も、手作業により一台一台丁寧に合わせていきます。』ということです。

また、使用されている家具類は、芯材には合板を使い、表面に天然木の化粧版を使うことで、木の質感を失うことなく、丈夫で軽量、そして美しい家具を製造することに成功しています。

ジャパンキャンピングカーショー2015

普段あまり見ることのない床面近くの家具もキッチリと造り込まれていて、スキのない造りはさすが。何より純国産のキャンピングカーという点が最大の安心感を生むところです。

ジャパンキャンピングカーショー2015

フューチャーの特徴はこの後部にあるラウンドした天井付近にある壁の存在。このようなデザインを取り入れているバンコンは珍しく、一見無駄な装備のように思えますが、このラウンドした家具が車内空間の雰囲気を柔らかいものにしていることは間違いありません。

サイドソファーを入れた乗車定員は9名となっていますが、快適に移動できるのは運転席・助手席・セカンドシートを使った5名乗車ということでしょうか。そのため、就寝定員も3+2名ということになっています。

ジャパンキャンピングカーショー2015

子供の小さい4人家族であれば十分に使えるバンコンで、456万円(税別)という価格もハイエースのバンコンの入門用としては最適だと私は思います。

ジャパンキャンピングカーショー2015

何より乗れば分かると思うのですが、やはりビークル社のキャンピングカーは造りがよく、中古車となってからのリセールバリューも高い傾向にあります。実は私も現在のバンテック社のジルに乗る前に『クッチェッタ』というビークル社の100系ハイエースベースのバンコンに乗っていたことがありました。

その当時から造りは質実剛健で、高速道路をそれなりの速度で走行しても家具のキシミ音などは皆無だった記憶があります。ヒッチメンバーも取り付け、ジェットスキーも牽引していました。

もう少し荷物が積めてトイレとシャワーの使えるキャンピングカーが欲しくなって手放したのですが、思った以上に高額で売れた記憶があります。

ジャパンキャンピングカーショー2015

さてお次は200系ハイエースのロングをベース車両に使った『ハウベル』というバンコンで、あまり聞いたことがなく、ビークルのホームページにも2月末時点で未掲載だったため、新型車両だと思われます。

ジャパンキャンピングカーショー2015

車内のレイアウトは、スライドドアを入った正面にギャレーがあり、後部はコの字型のダイネットになっており、真ん中にテーブルが装備されているというシンプルなもの。

ジャパンキャンピングカーショー2015

天井付近にはキャビネットの姿も見えますが、全体的に広々と室内を使えるようにした200系ハイエースのバンコン。

ジャパンキャンピングカーショー2015

そのため価格は安く366万円(税別)ということで、スーパーロングベースのバンコンより100万円以上安い価格設定になっています。

ジャパンキャンピングカーショー2015

乗車定員6名、就寝定員2名となってはいますが、このバンコンは2人で使うのが理想的。軽キャンピングカーでは少し車内が狭い、かと言ってキャブコンでは大き過ぎるし走りも気になるという方にとっては、価格も安くうってつけのバンコンキャンピングカーではないでしょうか。

内装家具も信頼のビークル製ですから購入しても間違いはないと思います。私がバンコンを購入するのであれば、このビークル社かトイファクトリー、もしくはカトーモーターだと思っています。

どのキャンピングカービルダーも甲乙つけがたい品質とこだわりがあるため、バンコンを選択する際にも迷ってしまいそうです。

関連記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る