ジャパンキャンピングカーショー2015 in 幕張メッセ【ドメティックのポータブルトイレ&べバストFFヒーター&パワータイトのインバーター他を検証】

ジャパンキャンピングカーショー2015 in 幕張メッセの会場に来ています。ここはドメティックのコーナーで、ポータブルトイレの展示をしています。

ジャパンキャンピングカーショー2015

雑誌やインターネット販売などでよく見掛ける、ドメティックのポータブルトイレ サニポッティー972/976が展示してありました。実際に展示してあるキャンピングカーのフリールームにも装備されていることがあり、便座に腰掛けてみたこともあります。

私的にはポータブルトイレ サニポッティー976(清水タンク8.7L/汚水タンク18.9L)のタイプの方が便座の座面がちょうどよく、汚水タンクの要領にも余裕があるためオススメ。

実際の販売価格も1,000円程しか変わらないため、あえて汚水タンクが小さい方(9.8L)のタイプを選択する必要はないと思います。

収納スペースに制約があり、どうしても背が低いタイプでなければならないという方以外は、大き目のタイプを選んでおいた方が間違いはありません。

私も今のキャンピングカージルに装備しているカセットトイレが故障して使い物にならなくなった時には、カセットトイレは撤去し、その空いたスペースにポータブルトイレ976を置いて使おうと思っています。

このポータブルトイレ サニポッティー976の価格は16,000円(税別)となっていて、片やカセットトイレの価格は10~12万円程の価格で、トイレという機能については同じのため、次回も敢えてカセットトイレを選ぶということは私はしないでしょう。

そう考えると、キャブコンやバンコンの中に独立したフリールームさえあれば、2万円以下の出費でトイレ付きのキャンピングカーが完成することになり、非常にリーズナブルにトイレ付きのキャンピングカーライフを送ることができるようになります。

このポータブルトイレ サニポッティーシリーズの特徴は次の通り。

●シュコシュコとポンピングを繰り返し洗浄しなければならなかった従来のトイレと違い、ポンピングによって貯めた空気圧を利用して「フラッシュボタン一発」で強力に洗浄する、今までにない使い易さのポータブルトイレです。もちろん電源も不要。
●少量の水で力強い水流が得られるため、8.7Lの清水タンクで最高26回の使用が可能。
●しかも水流はボウルの4ヶ所から分散して噴出されるため流し残しもありません。※ボウルにペーパーを敷いてから用をたすとよりキレイにお使いになれます。
●約15回のポンピングで圧力は満充填。圧が残っていれば毎回ポンピングをする必要はありません。
●もちろん汚水タンクには安心のレベルゲージ付。
●新設計の長い排出管により汚水処理時のやっかいな飛び跳ねもありません。
●大人用大型便座採用でゆったりとした使用感はキャンプや介護・災害時用にピッタリ。

ということで、カセットトイレと遜色ない使い勝手のポータブルトイレのため、コレを選択しない手はありません。実際に選ぶ際には便座に腰掛けてみることもオススメしますが、大人であれば大型のサニポッティー976で間違いないと思います。

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右側にあるのはドメティックの新型カセットトイレ(ドメティック 電動カセットトイレ CTW-4110)で、新しいキャンピングカーにはちらほら装備されていました。

ただ、デザイン性には優れているようですが、便座の蓋の質感が非常にチープで、「えっ、これが10万円もするトイレなの?蓋がペラペラじゃん・・・」と思ってしまう私。

このトイレに10万円を払うのであれば、左に展示してあるサニポッティー976を私であれば選びますね。ボウル部分に軽量セラミック(陶器)を採用しているようですが、特にそれも魅力は感じません。

「逆に陶器であれば振動などで割れてしまう可能性があるのではないか、いくら軽量とは言えプラスチックよりは重量があるでしょう」ということで、あまり歓迎すべき改良点ではないような気がします。

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「あ~、キレイなアクリル窓がある~、いいなぁ~、こんな透明感のあるアクリル窓に私の所有しているバンテック社のジルも交換したいよなぁ~」と思いながら見てしまいます。

経年劣化で曇りが出てしまっている私のジルもアクリルクリーナなるものをいくつか試してみたのですが、あまり改善は見られず、曇りはスッキリ取れません。

ならばいっそのこと新品のアクリル窓に交換してしまいたいところですが、このアクリル二重窓の価格がそれなりに高額で手が出せない状態のまま、現在に至っています。

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このルーフエアコンもキャンピングカーにとっては徐々に時代遅れの装備品になりつつあります。重量のあるエアコンユニットをキャンピングカーの屋根の上に載せなくても、国産家庭用エアコン(セパレートタイプ/窓掛けタイプ)を選択しれば、温度調整は細かくできる上に作動音も静か。

そうなれば微妙な温度調整が苦手なこのようなルーフクーラーを選択する必要はありません。実際に最新の国産キャブコンにルーフクーラーを装備している車両は皆無となりました。

このようにサブバッテリーが鉛蓄電池からリチウムイオン電池に徐々にキャンピングカーの電源システムが変わっていくように、このルーフクーラー自体も世代交代の時期が来ているのかもしれません。

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ジャパンキャンピングカーショー2015 in 幕張メッセの会場近くには、イオンモール幕張新都心店という巨大なイオン系のショッピングモールがあり、その概要は、2013年12月20日に開業し、敷地面積約19万2000平方メートル、総賃貸面積約12万8,000平方メートル、全長1.5キロの巨大ショッピングセンター(SC)で、国内第3位の規模ということ。

そのイオンモール関連のお店がキャンピングカーショー会場にも衣料品コーナーを出展していました。

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こちらはサイドオーニングやサイクルキャリアなどでキャンピングカー業界では有名な『フィアマ』のコーナーで、本物?の芝生を敷いているようで、なかなか気合の入った展示コーナーとなっていました。「フィアマのロゴが入った椅子があるんだぁ~、へぇ~」という感じ。

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こちらは日本リングサービス/べバストのコーナーで、ポータブル冷蔵庫を展示中。このトラベルボックス(Travel Box)TB15/TB18はなかなかスタイリッシュな小型冷蔵庫。

温度表示もデジタルで良さそうです。ダンフォス製BDマイクロコンプレッサーの採用により、静音/省エネながら素早く冷却、庫内を照らすLED照明もあるドイツのべバスト製の冷蔵庫で、庫内容量15Lのタイプが47,600円(税別)、18Lのタイプが53,000円(税別)ということで、なかなかリーズナブル。

澤藤電機株式会社のエンゲルと迷うところです。「澤藤電機のエンゲルはパーツが国産で組み立てはタイ国、こちらはドイツかぁ~」と、まだまだ購入の目処も全然立っていないにも関わらず真剣に悩んでしまう私。

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べバストのFFヒーター、いいのは分かっていますがね・・・、価格が・・・、取り付け費込みで10万円位であれば考えてもいいのですが、20万円と言われるとちょっと手が出せません。

このべバストのいいところは、ダイアグを搭載しているところで、エラーが発生した時にはランプの点滅でエラーコードを発信するため、素人でもトラブルシューティングまではできるということ。

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本格的な修理となれば技術を持った専門店の力を借りなければなりませんが、どこが悪いのかというおおまかな見当が素人でもつくというところがいいところ。

さすがに本国ドイツでは普通乗用車に標準で装備されていたりするFFヒーターだけあり、信頼性やメンテナンス製もよく考えられていると思います。

もちろんドイツ本国ではもう少し安く販売されていると思うのですが・・・、輸入品ということと、日本国内ではそれ程販売台数が伸びないということもあり、この価格は仕方ないことなのかなぁ~とも思ってしまいます。

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こちらはこまごまとしたアウトドア用品を即売しているコーナーで、いつもなら素通りしてしまうところですが、今回は時間があったため、ちょっと足を止めていろいろと見てみました。

ランプ関係、テーブル関係など、アウトドアであれば便利だと思われる小物がいっぱいで、思わず買いたくなってしまいますが、「あっ、今日は電車で来てるんだっけ、いかんいかん」と思いながら物欲と闘う私。

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こちらは夢のコーナー。「わぁ~、インバーターがいっぱいあるぅ~」と、大小様々なインバーターが展示された棚を見て何だか幸せな気分に・・・。「しっかし1500Wのインバーターってデカイよな~」と思ってしまいます。

このブルーの外装が何ともカッコよく、キャンピングカーに設置してしまえば収納庫やシート下に隠れてしまうのですが、敢えて車内の見える位置に露出させてその機能美を見て楽しむという使い方もいいかもしれないなと思ってしまいました。

パワータイトという昔からあるインバーターなどを製造している会社の製品で、信頼性も結構あるようです。価格も10年ほど前は1500Wのタイプが15万円程していたのですが、今は10万円程でかなり値下がりしています。

1500Wのインバーターをキャンピングカー内で快適に使用するためには、サブバッテリーの管理もある程度しっかりしなければなりませんが、この1500Wという出力は非常に魅力に感じるところ。

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先程ドメティックで見たポータブルトイレ サニポッティー972/976が即売されていました。

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価格は、サニポッティー976が税込みで13,000円と格安で、今思えば「買っておけばよかった~」と思う方もいるかもしれません。私もキャンピングカーにカセットトイレがあるにも関わらず、「予備に(何のため?)買っておけばよかった~」と思ったりして・・・。

「また夏に開催される東京キャンピングカーショー会場にも出てるかもしれないし・・・、あっ、自分のキャンピングカーにはトイレ付いてるじゃん、二つもあってどうすんの?」と冷静に考えると今は必要ないですね。

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こちらは『デンリョー』というインバーターを販売しているコーナーで、「ん、パワータイトに色も形もそっくりじゃん、OEMなのかな?」と思ってしまいますが、詳細は不明。カタログもあったようなので貰ってくればよかったと思いました。

いやぁ~、それにしてもキャンピングカーの小物もいろいろあって本当に見ていて飽きませんね。楽しいです。

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