ジャパンキャンピングカーショー2015 in 幕張メッセ【フィールドライフ『ハイマー スターライト595』2013年式を検証】

ジャパンキャンピングカーショー2015 in 幕張メッセの会場に来ています。フィールドライフのコーナーを引き続き見ていますが、そこに展示してあったのはキャンピングカー界のベンツと呼ばれるハイマーの姿。

ジャパンキャンピングカーショー2015

キャンピングカー界のベンツというだけあってベース車両もベンツというのはシャレが効いているように思えますが、世界のキャンピングカービルダーがこのハイマーのデザインや技術を追い掛けているのは事実。

そんな『超』が付く高級車のハイマーを快く見せてくれるフィールドライフの方に感謝しながら、車内を存分に堪能してみることに。

ジャパンキャンピングカーショー2015

最初から下世話な話で恐縮ですが、このハイマー『スターライト595』の価格は1,904万円(税別)という家が購入できるような価格。ベース車両はメルセデス・ベンツの319CDIで、排気量3,000ccのディーゼルターボエンジンながら190馬力という高出力。

ベース車両がメルセデス・ベンツと聞くだけで「お高いキャンピングカーなのだろうなぁ~」という想像はできますが、家が購入できるような価格にはさすがに驚きを隠せません。

車両サイズは、全長6,890mm×全幅2,350mm×全高2,900mmというヨーロッパ製のキャブコンと同じようなサイズで、北米製の大型キャンピングカーに比べて全幅が少し狭い程度。

ジャパンキャンピングカーショー2015

ただ、内装の造りや雰囲気はアメリカ製の大型キャンピングカーと比べても全然違うもの。アメリカ製のキャンピングカーの内装は良くも悪くも大雑把。

それに対してヨーロッパのキャンピングカービルダーの最先端を行く、キャンピングカービルダーであるハイマーの内装は『エレガント(落ち着いて気品のあるさま。優美なさま。)』という表現がピッタリ。

ジャパンキャンピングカーショー2015

運転席・助手席を回転させてダイネット用の椅子に使用するなど、走行時だけ使うのではなく、キャンピングカーとして停車中もきちんと椅子が使えるような配慮は国産キャブコンも見習いたいところ。

絶妙な大きさのテーブルと、エッジまで丁寧に加工処理された様が、高級なキャンピングカーだということを否応なしに感じさせてくれます。

ジャパンキャンピングカーショー2015

車体上部に設けられているキャビネットやギャレーに装備されているスパイスラックなどもさりげなく内装の一部として溶け込み、後からとって付けたようなわざとらしさがありません。

丸いシンクにも蓋がきちんと装備され、シンクを使わない時は調理したり、物を置いたりするスペースとした活用可能。

ジャパンキャンピングカーショー2015

トイレもヨーロッパ製のキャンピングカーらしくカセットトイレを採用し、やはり日本国内で使用するには大型のブラックタンクを持つマリントイレではなく、小型のタンクを切り離して処理できるカセットトイレがマッチしていると思います。

しかしこの写真だけを見ればどこかのリゾートホテルの一室かと錯覚してしまいそうな雰囲気で、これは国産キャブコンでは決して味わうことができないもの。

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もちろんシャワールームもトイレとは別のスペースが準備されているため、国産キャブコンのようにトイレ兼シャワールームでシャワーを浴びてしまうと『トイレの蓋がびしょ濡れ』ということにはなりません。

この、セパレート型の独立したシャワールームというのが、キャンピングカー乗りにとってはひとつの憧れになっているのは間違いありません。私もシャワーの度にトイレの蓋を拭いていた経験を持つため、トイレの蓋が濡れないキャンピングカーというものに密かに憧れている小市民の一人。

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ベッドルームも広大で、学生時代に住んでいた四畳半の下宿の就寝スペースよりも確実に広くて数百倍オシャレでキレイです。通常であれば『ベッドには乗らないでね』などといった注意書きがあるものなのですが、それが見当たりません。

「ん、ベッドに寝転んでもいいのかな?」と、思ってしまいますが、それは止めておきます。展示車として飾られていますが、このハイマー スターライト595もフィールドライフさんの立派な商品。年式こそ2013年式の車両ですが、キレイなままで販売しなければなりません。

輸入キャンピングカーをキャンピングカー販売店が購入するリスクとして、見込みが外れれば売れ残ってしまうという恐れがあること。それも10万円や20万円の商品ではなく2千万円近くする商品なのですから、仕入れ担当者にとっては『賭け』のようなもの。

2013年式であっても際高級車のハイマーであることには変わりはなく、かえって多少の値引きをしてもらってキャンピングカーの最高峰の車両に乗るのも悪くないかもしれません。

ジャパンキャンピングカーショー2015

左ハンドルではありますが、インパネ周りの造形も非常に凝った造りになっていて、所有する喜びを存分に味わえるようなキャンピングカー。

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プルダウンベッドの近くにサンルーフが装備されているのですが、その周辺のパーツもいかにも頑丈そうな造りをしていて、まさに『質実剛健にして優美』といった感じ。

このプルダウンベッドと後部にあるハイマウントタイプのベッドを使って就寝定員は4名。乗車定員も同じく4名になっているため、子供の小さな4人家族でこの空間を贅沢に使うという方法もアリかも。

それでもやはりお金に余裕のあるリタイヤ組の夫婦が2人旅で使うことをある程度は想定しているようなキャンピングカーで、奥様は奥のハイマウントベッドで就寝し、旦那さんはプルダウンベッドで就寝といったスタイルでもいいかもしれません。

ジャパンキャンピングカーショー2015

後ろから見ても美しいキャンピングカーだと思います。

ジャパンキャンピングカーショー2015

テールランプの形状も独特で、こんな形のテールランプを持つキャンピングカーは他にはありません。

この、『ハイマー スターライト595』の主な装備品は次の通り。

●エアコン
●給・排水タンク
●シャワー(温水)
●サブバッテリー
●プルダウンベッド
●温水装置(ガス)
●外部電源
●ルーフベンチレーター(自然換気)
●3WAY冷蔵庫
●Ffヒーター(ガス)
●調理器具(ビルトイン)
●トイレ(カセット)
●カーテン(コンビロール)
●収納庫
●大型サンルーフ

LPガスを使用する装備品が多い点がやや気になりますが、ヨーロッパではLPガスの充填問題などは気にしなくてもいいのでしょう。

日本国内ではLPガスの充填問題はいまだに根強く残っているため、できればキャンピングカー内でLPガスを使用する機器は極力減らしたいもの。

後は夏場の暑さ対策として国産家庭用エアコンをインストールできれば、かなり快適なキャンピングカーになることは間違いありません。

ジャパンキャンピングカーショー2015

オプションのヒッチメンバーが装備されていて、かなり『ゴツイ』感じのヒッチが付いていますが、意外にも垂直加重は100kgまでとかなり控えめなスペック。

ジャパンキャンピングカーショー2015

こんな感じで専用のワードローブが似合うキャンピングカーは、世界広しと言えどもやはりこの『ハイマー』しかないと改めて思う私でした。

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