ジャパンキャンピングカーショー2015 in 幕張メッセ【stage21の『リゾートデュオバス』の良さが改めて分かった&『幌馬車くん』を検証】

ジャパンキャンピングカーショー2015 in 幕張メッセの会場に来ています。やってきたのはstage21のコーナーで、ここは軽キャンピングカーを主に製造・販売しているキャンピングカービルダー。

ジャパンキャンピングカーショー2015

『122万円からの軽キャン』という案内がされていて、軽キャンピングカーが122万円からというのはかなり安い価格設定。

ジャパンキャンピングカーショー2015

Duo Busという軽キャンピングカーで、スズキエブリィの2WD/MT車をベース車両にしたタイプであれば、122万円という価格。

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『軽自動車ベースキャンピングカーをお持ちのオーナー様からヒアリングを行い軽キャンパーに「何が必要か」「何が不要か」を最大限反映しました。リゾートデュオバスには、今までキャンピングカーに乗られてきた、多くの先輩、先生たちの知恵がぎっしり詰まっています。』

1.大きな収納が欲しい
2.広いベッドで寝たい
3.便利な電気は使いたい
4.水周りは使わない

というような、ベテランキャンピングカーオーナーの声を集めたらこんな軽キャンピングカーが出来ましたという感じ。

ジャパンキャンピングカーショー2015

内装は至ってシンプルで、他の軽キャンピングカービルダーの車両に見られるような、おままごとセットのようなごちゃごちゃした棚や小さなシンクの姿はありません。

確かに棚があれば小物の収納などは便利ですが、その棚があるせいでただでさえ広くない軽ワゴン車の頭上スペースがスポイルされるため、不要だと私は思います。

その分ベッド下にプラケースのような箱を置いて小物を収納していた方が車内がよっぽどスッキリすると思うところ。

さらに、ミニミニシンクのような手を洗う時も慎重に洗わないと周囲が水びたしになってしまうような中途半端な水周り設備も不要。

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こうして実現したのがこのような広々とした就寝スペースで、専用マットを敷いているため、フルフラットになっており、ここに寝袋などを持ち込んで就寝すればかなり快適な車中泊をすることができるはず。

車内で食事等をする場合にはベッド下からプラケースを取り出してその天板に飲み物や食べ物を置いてテーブル代わりにし、食事が終わった後はその天板上にパソコンなどを置いて作業をすることも可能。

その際に必要な電源システムも完備されていることから、この『リゾートデュオバス』という軽キャンピングカーは私の理想にかなり近いキャンピングカーだということがいまさらながら分かりました。

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遮光性と断熱効果がある各社専用設計のカーテンもオプションで準備されているようで、このカーテンがあれば車中泊の時も外部からの視線を気にせず眠れそうです。

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さて、その『リゾートデュオバス』の隣に置かれていたオレンジ色が鮮やかな物体はなんなのでしょうか。

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テレビ東京系、モーニングサテライト内「ネタのたね」と、ワールドビジネスサテライト内「トレンドたまご」で「幌馬車くん」が紹介されました!!というような紹介文章があり、「テレビ局も視聴者を引き付けるためにいろいろやってるなぁ~」というのが正直な感想。

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キャンピングカーが世間に広く認知され始めたのはほんの数年前からと私は思っていて、その中でもレアなこのような車両を取り上げて紹介するなんて、テレビ局の調査・探求力には関心させられますね。

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要は軽規格のトレーラーのようで、後部が『ガバッ』と開いて荷物の出し入れはこの開口部から行い、人の出入りは開口部に設けられたエントランスドアから行うようです。

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室内はこんな感じになっていて、ベンチシートの間にテーブルがあり、おそらくベンチシートの背もたれ部分をすき間に入れて全面がベッドになるような仕様だと見ました。

この『幌馬車くん』の車両サイズは、全長3,995mm×全幅1,400mm×全高1,990mmというサイズで、高さを除けばジェットスキー用の軽トレーラーと変わらない大きさ。

この『幌馬車くん』標準装備品は次の通り。

●給・排水タンク10L
●シャワー
●サブバッテリー105Ah
●200Wソーラーパネル
●MPPTソーラーコントローラー
●常設ベッド
●収納庫(ベッド収納)
●500Wインバーター

ということで、200Wのソーラーパネルやサブバッテリー、インバーターなど簡易なトレーラーにしては電気関連設備が充実。

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この標準装備の仕様で、価格は99万円(税抜)という価格。

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窓枠の部分などは仔細に見てみるとそれなりの造りで、手作り感いっぱいの仕上がりとなっています。

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壁面が非常に薄いため、断熱材が入っていないのかと思ってstage21の担当者に聞いたところ、断熱材は全面に入れてあるということ。

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実際にフィールドで使ってみなければ分かりませんが、真夏の炎天下ではエアコンなどの空調設備がなければキャンピングトレーラーの中に居るのは難しいかもしれません。

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荷物運搬用のトレーラーと割り切れば価格も安くコンパクトなトレーラーなので、実際に使用するならキャンプに使うテントや椅子、バーベキューセットなどを入れて牽引していくのが正しい使い方なのかもしれません。

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