東京キャンピングカーショー2016『200系ハイエースのバンコン難民になる私』
今回は2016年7月3日(日曜日)に東京ビッグサイトで開催された、東京キャンピングカーショー2016を見に行った時の様子をご紹介。
今回は本気で200系ハイエースベースのバンコンを検討しているため、いつものキャンピングカーショーの時と違い、真剣な購入者目線での車両見学となりました。
こちらは、フジカーズジャパンのコーナーで、200系ハイエースベースのバンコンを展示中。
まず目についたのがこの価格の安さ。ベース車両は『ハイエース標準ロングハイルーフ キャンパー専用車』を採用し、車両サイズは全長4,690mm×全幅1,695mm×全高2,240mmという大きさ。
いわゆる『ナローボディー』というワイドボディーより全幅が185mm狭いタイプの200系ハイエース。
室内は運転席・助手席後部にギャレースペースがあり、その後ろに対面シートがあるレイアウト。完全なる二人旅仕様のキャンピングカー。
対面シート部分がフルフラットになり、そこに大人3名が就寝できるようになっています。大人3名ということは、2名で使用すればちょうど良い定員数と考えられるため、ナローボディーでもハイエースの車内はそれなりに広いと感じますね。
車両後部から見たところはこんな感じ。非常にシンプルな200系ハイエースベースのバンコンで、天井付近に通常は装備されている吊り戸棚なども無いため、車内がスッキリしています。
この簡易な装備のおかげでリーズナブルな価格を実現することができていると思われますが、旅先で寝るだけであれば、これくらいシンプルな装備の方が車内をユッタリと使えそう。
その近くにあった、ホワイトハウスの200系ハイエースベースのバンコンも見てみます。
ホワイトハウスの横浜店がオープンしていたみたい。オープンして2ヶ月が経過したということで、サンクスフェアを開催している模様。マーケット規模が決して大きな業界ではありませんが、順調に規模を拡大しているキャンピングカービルダーも存在しているようです。
200系ハイエースのスーパーロングワイド、ハイルーフタイプのバンコンを見学。
先程のフジカーズジャパンのハイエースと比べると内装が豪華。吊り戸棚やアクリルウインドー、電子レンジの姿も見えます。
車両後部から見るとこんな感じ。セカンド・サードシートは全席前向き着座が可能で、さらにその後ろにベッドを装備。ベッドルームの窓はアウトサイドボックスという車両側面に張り出した空間を取り付け、車両に対して横向きに就寝することが可能。
標準ボディーの全長4,695mmに対し、スーパーロングの全長は5,380mm、この685mmの差でこれだけ車内で実現できる装備品が増えるため、やはりスーパーロングは魅力的だと思えますね。
この『コンパス ドルク』という車両。やはり装備品が豪華なため4WD/ATのガソリン車ですが、570万円からとかなり高額。諸費用や税金などを入れると600万円を超えてしまいそう。
200系ハイエースベースのバンコンにそこまでの金額は出せないと思っている私には、とても買えるキャンピングカーではありません。
そもそも200系ハイエースのスーパーロングワイドボディーにディーゼルエンジンの設定が無いため、その点においても購入対象とならないのも事実。
バンコン難民になりつつあると感じながら、東京キャンピングカーショー2016の会場内をフラフラと歩く私でした。