ジャパンキャンピングカーショー2016『Stage21のリーズナブルNV200バンコン』
今回は、2016年2月11日(木曜祝日)に千葉県の幕張メッセで開催された『ジャパンキャンピングカーショー2016』の様子をご紹介。
こちらは、Stage21のブース。ちょいと小ぶりのポップアップルーフの装備されたバンタイプのキャンピングカーが展示してありました。
トヨタのエンブレムが付いていることから、トヨタ車だと思うのですが、何となく雰囲気が違うような感じがします。
車名を見てみると・・・リゾートデュオ ユーロライトエース(特別仕様車)ということで、ベース車両はやはりトヨタのライトエースバンのよう。
ライトエースバンがベース車両のようですが、フロントマスクを『フェイスチェンジ』ということで、ノーマルのフロントマスクと違うものが装備されている模様。
そのため、何だかいつものライトエースバンと雰囲気が少し違う感じに仕上がっているみたい。
フロントガラスには税金や保険料など、維持費のことが細かく書かれた一覧表を掲示。
ライトエースバンがベース車両のため、室内空間はそれ程広くありませんが、ポップアップルーフを装備しているため、開口部が小さいものの、その部分の頭上高はそれなりにあります。
セカンドシートと最後部にあるマットを使ってベッドを展開するスタイル。4名乗車の4名就寝という定員内容ですが、2人で上下に分かれて使うと広々と使えそう。
ただ、ポップアップルーフが装備されているせいでしょうか、ライトエースバンがベース車両としては345万円からと幾分お高めの価格設定。
ライトエースベースのキャンピングカーであれば200万円台なら購入しても良いと感じている私にとっては、少し躊躇してしまうお値段でもあります。
そんなことを思いながら会場内をフラフラ。そこで見つけたのが、『Resort Duo Ev alia NV200バネットワゴン』というバンコンタイプのキャンピングカー。
価格は260万円からと、「そうそう、コレコレ」という感じの価格設定。
「この車格でこの価格であれば、なかなか良いんではないかい?」という感じ。
運転席周りに特に色気はありませんが、まぁこんなものでしょう。トヨタのキャンピングカー専用シャーシである、カムロードと遜色ないような感じで、「基本はお仕事車なので、これで十分でしょ」と思います。
運転席・助手席のすぐ後ろがベッドルームになっていて、寝るだけであればこれで必要にして十分。
ベッド下は収納や電源システムが収納されているようで、簡易バンコンとしてはなかなか良くできていると思います。
何より260万円からという価格にシビレます。200系ハイエースの高級バンコンもいいですが、600万円を超える車両価格に見合っただけの価値があるバンコンが果たしてどれ位あるのか・・・。
それを思えば、移動して寝るというだけであれば、この『Resort Duo Ev alia NV200バネットワゴン』で十分なんじゃないかと思ってしまう私。
これだけ良さそうなバンコンがリーズナブルに造れるとあれば、キャンピングカービルダーも放っておく訳はありませんね。
そんなことを思わせるリーズナブルなNV200ベースのバンコンでした。