『ジャパンキャンピングカーショー2017』in幕張メッセに行ってきました【その06】FRPルーフを架装したバンコンが気になる私
今回は、2017年2月4日(土曜日)に千葉県の幕張メッセで開催された『ジャパンキャンピングカーショー2017』を見に行った時の様子をご紹介。
RVトラストというキャンピングカー販売会社のコーナーに、懐かしい形状の200系ハイエースのバンコンを発見。昔、グローバルというキャンピングカービルダーで販売していたFRPルーフを架装したバンコンに非常に似た姿。
『ROYAL-J(ロイヤルJ)』という車名で、200系ハイエースロングバンGLパッケージのディーゼル4WD/4AT車をベース車両とし、全長4,695mm×全幅1,695mm×全高2,680mmというサイズ。
ナローボディー仕様ながら、車両高さが2,680mmあるというのは、オリジナルスーパーハイルーフが載っているため。3,000ccのディーゼルエンジンを選択できるのは嬉しいことで、ワイドロングボディーにこだわらなければ車内高も余裕があり、この選択もアリかと思った次第。
セカンドシートはFASPの3人掛け、サードシートは左右独立式の固定シートと、これも昔どこかでみたレイアウトに見覚えがあるような・・・。
こんな感じでノーマルの天井より、かなり嵩上げされていることが分かります。
最後部にはギャレースペースがあり、これだけの天井高があれば車内で立って使用することも可能。冷蔵庫にシンク、足元には100Vのコンセントが装備され、シンプルにまとまっています。
真後ろからダイネットスペースを見るとこんな感じ。セカンドシートの背もたれ部分の板が天井まで延びているため、この開口部を仕切る扉を造れば2ルーム的な使い方も可能。
私であれば、リア部分のギャレー部分は不要のため、簡易シンクと防水パンを敷き、ポータブルトイレの使える空間にして使いたいところ。
これだけの空間があれば、就寝はダイネットをベッド展開し、後部はトイレ兼収納庫として利用可能だと思われます。
左側はタイヤハウスの出っ張りを生かして、ポータブルトイレ置き場としてもいいでしょう。ナローボディーの200系ハイエースではありますが、『オリジナルスーパーハイルーフ』のおかげで様々な使い方が創造できそう。
天井高さを有効に使い、キャブコンで言うところの『バンクベッド』のような使い方もできるよう。就寝定員4人と謳っているところを見る限り、この天井部分でも2名が就寝可能みたいです。
シンクはお約束のミニミニシンク。手を洗うのが精一杯のようですが、キャンピングカーの構造要件を満たすためには仕方のない装備品。この辺りは実用品ではないと割り切る覚悟も必要。
これは別の200系ハイエースのバンコン。奥にある窓掛けエアコンが気になって撮影。
家具の一部のようにキレイに収まっています。
冷房専用機のようですが、セパレートタイプの家庭用エアコンと違い、大きくて重い室外機を設置する必要が無いため、どちらかと言えばこちらの方が実用的だと私は見ています。
RVトラストというキャンピングカー販売会社、様々なジャンルのユニークなキャンピングカーを扱っており、面白い会社だと思いました。