『ジャパンキャンピングカーショー2017』in幕張メッセに行ってきました【その08】TACOS(タコス)の新型NV200ベースのバンコンを検証
今回は、2017年2月4日(土曜日)に千葉県の幕張メッセで開催された『ジャパンキャンピングカーショー2017』を見に行った時の様子をご紹介。
『NEW』と大きなブロックサインが出ている日産のNV200ベースのバンコンが展示中。
真っ白い車体の新型車のよう。全体的なスタイリングも悪くはありませんね。
天井部分にはFRPのハイルーフが載せてあります。その脇には長めのサイドオーニングの姿も。
キャンピングカーショーではお馴染みの『TACOS(タコス)』のコーナーに来ています。
日産NV200(GX)をベース車両に採用した『NV Jack』というバンコンのよう。
内装レイアウトはセカンドシートにFASPの3人掛けを採用、サードシートは二の字型レイアウトのシートを採用し、この二の字型部分は乗車定員には入れていない模様。
この内容で乗車定員5名+就寝定員2+2の4名を実現。
『フロアから1,800mm』という表記があり、1,800mmの車内高があれば、キャンピングカー内で立って着替えなどが出来るため、使い勝手が飛躍的に向上しますね。
やはりFRPのルーフ架装の恩恵は大きく、既存のベース車両の車内高では満足な室内高を得ることは出来ないため、この車内高については各キャンピングカービルダーも頭を悩ませる点でもあります。
FRPルーフの最高端部分にはアクリルの二重窓が装備されており、バンクベッド的な使い方をする際の採光用窓としても考えられているよう。
小さな窓ですが、コレがあるだけで車内の明るさが違ってくるのも事実で、なかなか芸の細かい装備品だと思いますね。
車両後方から運転席・助手席方向を見た様子。この状態でもFRPルーフ部分の先端部分は物入れとして使用でき、キャブコンで言うところの『バンクベッド』のような感じ。
私の所有しているバンテックの『ジル』のバンクベッド部分にも、普段は寝具やかさばるダウンジャケットなどを収納しており、何でもかんでもとりあえず放り込んでおけばキャンピングカー内がある程度スッキリします。
運転席側の最後部には小さなギャレースペースの姿。
蓋を開けるとお約束のミニミニシンクがお目見え。実用性はありませんが、キャンピングカーの構造要件を満たすためには仕方のない装備品かと・・・。
バックドアを開けた姿はこのような感じ。200系ハイエースの小型版といった感じでしょうか。
『新発売』だそうです。
運転席・助手席部分は良くも悪くも商用車的。基本的にはお仕事用の車のため、ある程度の無骨さは我慢しなければなりません。
ただ、良い言い方をすれば、シンプルなため飽きがこないということも挙げられます。流行りのデザインという訳ではないため、長く乗っていてもあまり違和感がないのも商用車の特徴であると思います。
FRPルーフ部分に照明関連のスイッチが取り付けられていました。
『この部品 取り付け場所変更します』とあり、量産車からはこの場所ではなくなるみたい。小さな子供にスイッチ類をイタズラされないためにも、この位高い位置にあった方が良いとは思いますが、どちらへお引越しなさるのでしょうか?
タコスのブースにはインディアンの像がありました。
他にも200系ハイエースのバンコンの姿がありましたが、とりあえず新型車をじっくりと見たので次に行きたいと思います。