『ジャパンキャンピングカーショー2017』in幕張メッセに行ってきました【その10】ペンギン村を走っていそうな軽キャンピングカー!?
今回は、2017年2月4日(土曜日)に千葉県の幕張メッセで開催された『ジャパンキャンピングカーショー2017』を見に行った時の様子をご紹介。
毎回各地のキャンピングカーショーで最大の展示車両数と展示面積を誇るナッツのブース。 ジャパンキャンピングカーショー2017の会場でも昨年と変わりなく、最大級の規模で展開しています。
『キャルルックヴァージョン 発売記念キャンペーン』という看板が出ていました。限定10台という販売台数で、コミコミで300万円とのこと。
展示車両はオプション込みで390万円ですが、300万円ちょうどの車両もある模様。
その車両がコレ。
軽キャンピングカーのような感じですが、外観が漫画チック。昭和な私はこの車両を見て「ドクタースランプのペンギン村に走っていそうな車だな・・・」と、平成生まれの若者には分からないような発想をする始末。
純然たるキャンピングカーではなさそうですが、とりあえずフルフラットになるシートにミニミニシンク、収納スペースの姿も見えます。
ベース車両はスズキ エブリィ JOINもしくは日産 クリッパー GXを選択できるみたい。80Aのディープサイクルバッテリーや走行充電システムも標準装備のようで、簡易的とは言え、キャンピングカーとしての基本装備は備えている模様。
青いボディーのバージョンもあり、こちらはオプション扱いのポップアップルーフ(+40万円)を装備。
赤色のモデルもそうですが、青色のモデルもなんだかオモチャの車のようで、面白いですね。
外観はオモチャのようですが、ポップアップルーフなどの装備品についてはしっかりと造り込まれており、安っぽい雰囲気はありません。
ちょっとやり過ぎの感はありますが、これ位ポップな方が特別感があるのには違いありません。
少し雰囲気の違う車両に皆さん興味津々の様子。
緑色のバージョンもあり、こちらもポップアップルーフを装備。赤がマリオであれば、こちらはルイージといった感じか?もはやドクタースランプは何処へ行った?というように、カラフルな展開に思考能力がついていきません・・・。
こちらも簡易ベッドにミニミニシンク、収納家具などを配し、内装レイアウトに関しては普通の軽キャンピングカーと同等。
これもオモチャっぽいですね。トミカのミニカーにありそうな感じ。
青色バージョン程ではありませんが、内装も緑をアクセントに使い、オモチャな雰囲気満載です。
一応ナンバー登録も済ませてあるようで、運転席・助手席の間の床にナンバープレートが転がっていました。
フロントマスクのデザインは同じで、赤・青・緑の色違いを準備。内装の雰囲気は各色微妙に違いますが、こちらはカスタマイズできるのでしょう。
「ナッツって普通のキャブコンやバンコン、バスコンの他にも面白い車を色々持ってるなぁ~」と、毎年感心してしまいます。次々と新型車を発売する姿勢に、今のナッツの勢いを感じるところです。
いつものスケルトンキャンピングカーも展示中。初めて見た方は一様に驚き、感心されている模様。私も初めて見た時は衝撃を受けました。
今までこんな感じでキャンピングカーを展示している国産キャンピングカービルダーは無く、当時は相当なインパクトがあったことを思い出します。
エアコンの室外機がこんな感じで収まっている様子や・・・
トイレルームのカセットトイレユニットの様子、その隣にある洗面台の構造や配管の様子など、「キャンピングカーの見えない裏側はこうなっているんだぁ~」と、初めてキャンピングカーを見る方にも非常に分かり易い展示方法だと思います。
まだまだ進化が止まらないキャンピングカービルダー『ナッツ』。今から2017年の夏に東京ビッグサイトで開催される『東京キャンピングカーショー2017』が楽しみです。