『ジャパンキャンピングカーショー2017』in幕張メッセに行ってきました【その16】ホビーのトレーラーのラインナップ数に驚く私
今回は、2017年2月4日(土曜日)に千葉県の幕張メッセで開催された『ジャパンキャンピングカーショー2017』を見に行った時の様子をご紹介。
トーザイアテオのコーナーにやってきました。このキャンピングカー販売会社はトラベルトレーラーの輸入販売をしていることで有名。
最近の輸入トレーラーはどれも外観や内装がオシャレで豪華。トラベルトレーラーを使用している人の数が少ない日本に比べ、トレーラーを製造している国ではトレーラー文化が発達しており、ラインナップも豊富。
日本でトラベルトレーラーが普及しない理由のひとつに道路事情があります。狭い道が多い日本の道路事情において、トラベルトレーラーを気軽に牽引しようという気にならないのも事実。
さらに駐車場の問題もあり、自宅に駐車場があるならまだしも、駐車場を借りている場合、牽引用のヘッド車とトラベルトレーラー用の2台分の駐車場が必要になります。
普段はヘッド車だけを使用できるメリットはありますが、やはり維持費において非効率的だと言わざるを得なく、その点も普及を妨げている要因だと思われます。
トラベルトレーラーで有名な『Hobby(ホビー)』社ですが、自走式のキャンピングカーも製造しているのですね。コレはちょっと知りませんでした。
こちらはメインのトラベルトレーラー。
家族連れで内部を見学しているようで、靴の数を数えると5人で車内に入っている模様。
こちらは6人で見学中。大型のトラベルトレーラーともなれば、5~6名で普通に使用可能で、運転席・助手席部分が無い分、室内空間を広く取れるのが特徴。
さらにエンジンやミッションなどの補機類が付いていないため、価格がリーズナブルなのもトラベルトレーラーの魅力のひとつ。
ベッドは普通にダブルサイズを採用。
これは先程見た自走式車両のリアビュー。それなりに大型の車両のようで、全長5,999mm×全幅2,330mm×全高2,750mmという大きさ。
乗車定員4名、就寝定員4名で、価格は950万円。ベース車両はフィアットデュカトの2,300ccディーゼルエンジン搭載車。177馬力の6ATで、これだけのスペックがあればそこそこ良い走りをしそう。
最近は排気量が小さくても高出力のディーゼルエンジンが多く、私のキャンピングカージルに採用されている3,000ccで91馬力しかないディーゼルエンジンと交換したいくらいです。
再びトラベルトレーラーの内装ですが、やはり家具類のデザインや色使い、質感などは日本のキャンピングカーとは一線を画す感じ。
キャンピングカー自体の歴史が長い国の車は一味違うと感じるところでもあります。
オーナーさんの写真が飾ってありました。様々なヘッド車でトラベルトレーラーを牽引している様子が写っており、エルグランド、ランドクルーザー、スバルのアウトバック、BMW、ボルボなど、そうそうたる顔ぶれの車両がヘッド車両として使われている模様。
高速道路などでたまにすれ違いますが、ランドクルーザーなどでトラベルトレーラーを牽引している姿はカッコいいの一言。
エントランスドアは非常に豪華な感じ。断熱性も良さそうで、日本の自走式キャンピングカーにも採用して欲しいような質感のドア。
照明機器の使い方や家具の質感など、参考になるところがたくさん。
常設の二段ベッドもあり、この辺りの使い勝手は国産のキャブコンなどに反映されている感じ。
さすが本場のトレーラーだけあり、ラインナップの数がハンパではありません。内装レイアウトや大きさの違いなど、ここに表示されているだけで39種類の中から選べるようになっています。
これだけの種類があれば自分の使用場面にぴったり合ったトラベルトレーラーを選ぶことができそうで、やはりトレーラー文化の長い国のキャンパー事情はスゴイと思ってしまいますね。