『ジャパンキャンピングカーショー2017』in幕張メッセに行ってきました【その20】キャンピングカー業界にもデニムがキテいる!?
今回は、2017年2月4日(土曜日)に千葉県の幕張メッセで開催された『ジャパンキャンピングカーショー2017』を見に行った時の様子をご紹介。
何やら高級そうなクーラーボックスが展示してありました。特に電気やガスなどを使って冷却するタイプのクーラーボックスではなく、コルクを断熱材として使用したクーラーボックスのよう。
『SOVARO』というクーラーボックスのようで、コルクの高い断熱性を生かし、見た目にも美しい感じの一品となっています。アメリカ製のようで、英語になりますがwebサイトでも購入できるみたい。
アメリカ国内であれば送料は無料とありますが、日本で購入するにはどうすればいいのでしょうか?あまり詳しい情報が無く、よく分かりませんでした。
時刻は午前11:55分。『ジャパンキャンピングカーショー2017』の会場内も混雑してきました。
RVランドのコーナーにやってきました。
最近はRVランドも他のキャンピングカービルダー同様、軽キャンピングカーの販売に力を入れています。
ルーフテントを天井に載せた軽キャンピングカーを展示中。
岡モータースの『ミニチュアクルーズ Denim Edition』という車両のよう。スズキ エブリィをベース車両とし、標準仕様の価格は192万円(税別)。
展示車両はオプションのルーフテント46万円(税別)を装備しているため288万円(税別)という価格になっていますが、ルーフテントが不要であれば、200万円程で軽キャンピングカーを購入可能。
最近はキャンピングカー業界にも『デニム』人気がきているのでしょうか?先程他のブースでもデニム素材を使ったコンソールボックスカバー等が展示されており、この色合いと感触がウケているのかもしれませんね。
デニムの質感に合わせ、吊り戸棚などもややカントリー風にアレンジ。温もりのある落ち着いた雰囲気になっています。
運転席・助手席周りは決して広くはありませんが、軽ワゴン車がベース車両のため、この辺りは仕方のないところかも・・・。
実際に私もデニム生地のシートに触れてみましたが、優しい手触りと独特の色味がいい感じでした。キャブコンタイプのキャンピングカーでも、シートカバーをデニム素材でオプション扱いとすれば、そこそこ需要はありそうな気がします。
吊り戸棚にアクセントとして使われているデニム生地もオシャレでいい感じ。
2016年のグッドデザイン賞を受賞しているようで、『使うほどに馴染む風合い 蒼いジャパンデニムのクルーズ』という看板もありました。
全体的にもシックな感じの軽キャンピングカーで、シートカバーの素材が違うだけで、今までの内装とガラリと違う雰囲気になっていることに驚きます。
コレは人気が出そうな気がします。
続いてRVランドで見たメルセデスベンツベースの大型キャンピングカー。
キャンピングカー界のメルセデスと称される『ハイマー』社のキャンピングカーで、ベース車両もメルセデスベンツという超豪華仕様。
車両サイズは全長6,950mm×全幅2,200mm×全高3,050mmという大きさで、7mに迫る全長が迫力を感じさせます。価格も1,548万円(税別)と、一般庶民が気軽に購入できる価格ではありません。
やや腰高の車両で、タイヤはオフロード仕様のタイプを履いていました。
『PREMIUM AREA』とあり、こちらのエリアへのご案内は、ゆっくりご覧いただくため、左手カウンターにて受付ご予約をお願いいたします。
ということで、簡単なアンケート等に答え、受付をすれば車内を見せてもらうことができるということらしいです。
プライスボードには2WDと表記がされていましたが、車体側面には4×4の表記があり、リフトアップされた足回りからして、4WD車だということが分かります。
ハンドルは右ハンドルのため、2,200mmの車幅さえ慣れれば、日本国内でも運転するのはそれ程難しくないような気がします。さらに4WD/ATのディーゼルエンジン仕様のキャンピングカーというところがそそります。
ただ、前述の通り1,548万円(税別)という価格が行く手を阻む感じですね・・・(苦笑)。
RVランドのブースにはさらに巨大なフルコンの姿もあり、どのような内装なのか、興味は尽きません。