『ジャパンキャンピングカーショー2017』in幕張メッセに行ってきました【その28】ショー会場にエアストリーム村が出現!?
今回は、2017年2月4日(土曜日)に千葉県の幕張メッセで開催された『ジャパンキャンピングカーショー2017』を見に行った時の様子をご紹介。
幕張メッセのキャンピングカーショーではお馴染みとなった『エアストリーム』のコーナーにやってきました。銀色の車体は一目見てソレと分かる外観で、アメリカでは所有することにステイタスがあると言われているキャンピングトレーラー。
NASAが宇宙飛行士を発射台まで搬送するために使用したりしていることは割と有名な話で、アメリカではポピュラーな存在。
日本国内で牽引している姿を目にすることはあまりありませんが、定置されてカフェや事務所代わりに使用されている様子を目にしたことはあります。
アメリカではの成功者の証のようなキャンピングトレーラー、特徴的な外観がキャンピングカーショー会場内でも一際異彩を放っていました。
数台のエアストリームが展示してあり、さながら『エアストリーム村』のような雰囲気(笑)。アメリカではこのような感じでRVパークにエアストリームを始め、各種キャンピングトレーラーが並んで滞在型キャンプをしているのでしょうか?
車両サイズは全長4,900mm×全幅2,490mm×全高2,830mmというアメリカンなサイズ。718万円(税別)というキャンピングトレーラーとしては高額な部類。
室内も外観同様に銀色のアルミパネルが所々に顔を出し、ヨーロッパ製のキャンピングトレーラーとは全く雰囲気が異なります。
それでも、エアストリームEUという『ヨーロッパ市場向け』に開発した専用設計のモデルも登場。内装の間取りや、家具デザインもヨーロッパ人スタッフ監修による専用のものを採用しており、今までにない新しいスタイルを提案しています。
とあり、やはりアメリカンな内装ではヨーロッパ市場に広く受け入れられず、ヨーロピアンな内装に変更して販売を拡大していく模様。
私個人の意見としては、このアメリカンな言ってしまえば、『無骨でワイルド』な内装が『らしく』ていいと思っているのですが、このままでは受け入れられない部分もあるのでしょうね。
このクールな感じがエアストリームの真骨頂だと思ってはいるのですが・・・。
それでもこの外観に変更は無いらしく、外観はエアストリームらしさを失わず、内装がローカライズされたトレーラーであれば、ヨーロッパ市場でも広く受け入れられるのではないかと思います。
かなり昔からあるキャンピングトレーラーですが、どこか近未来的な感じがするから不思議。
1,060万円と、やはり誰もが購入できるキャンピングトレーラーではありません。
こちらはカーゴトレーラー。
全長5,460mm×全幅2,380mm×全高2,830mmという大きさで、駐車スペースさえ確保出来れば、ガレージ兼移動用トレーラーとしても利用可。
価格も265万円と、新たにガレージを建設することを思えばトレーラーとしての利用価値を考えると妥当かと・・・。
大型バイクが収納されていました。
この大きさであれば、ジェットスキーなどを格納し、中で整備なども出来そう。スロープ部分にレールを付け、電動ウインチなどでアシストすれば、そのままジェットスキーのゲレンデでも使えそう。
こちらはエアストリームのエントランスドアの様子。ボディーの曲面に合わせてドアが湾曲しており、この辺りの細かい造形が、エアストリームらしさを演出しているということでしょうか。
コレも毎回キャンピングカーショーで見る写真ですが、これだけエアストリームが集まれば、かなり壮観ですね。