東京キャンピングカーショー2017を見に東京ビッグサイトへ行ってきました【その04】雨ガエルのような軽キャンピングカー!?
今回は2017年7月1日(土曜日)に東京ビッグサイトで開催された、東京キャンピングカーショー2017を見に行った時の様子をご紹介。
やってきたのはロータスRVセールスのコーナー。コンパクトキャブコンである、マンボウを展示中。
軽自動車と並んでライトキャブコンの人気は相変わらず高く、大勢の方が見学中。キャンピングカー内にも見学の方が乗車しており、その後方で見学の順番待ちをする方の姿も。
私は何度か車内を見せて頂いたことがあるため、車外をサラリと見学。やはり発電機を積んでいるキャンピングカーは魅力的。
確かに使用できる場面や場所は限られてはいますが、サブバッテリーの充電や家庭用エアコンの作動には発電機があった方が圧倒的に有利。
バッテリーが上がった際もバッテリー用充電器を持っていれば、発電機でバッテリー用充電器を作動させ、バッテリーを充電してエンジンを掛けることができることを考えれば、究極のアウトドアグッズだと私は思っています。
ロータス RVのマンボウのベース車両はマツダのボンゴトラックを採用。『ロードスター』と同じDOHCツインカムエンジンを搭載しているとのこと。
これは知りませんでした。ライトスポーツカーと同じエンジンを搭載しているということで、ツインカムエンジンの最高出力は131馬力。これだけの出力があればライトキャブコンということもあり、それなりに軽快な走りが期待できそう。
ロータスRV販売の隣にあったのは、バンショップミカミのブース。何やら全体的に緑色の軽キャンピングカーを展示中。関東地方は梅雨の最中のため、何だか『雨ガエル』のようにも見えますね。
オプションを付けない標準車両価格は275万円(税別)。標準仕様でもポップアップルーフは装備されているようですから、270万円程であればキャブコンタイプの軽キャンピングカーとしては妥当な価格。
ポップアップルーフの部分にも緑色の生地を使い、ビニールシートのよう。テントですから、耐久性のある素材を使用しているとは思いますが、表面が『テカテカ』していると、何となくチープな印象がするのは気のせいでしょうか?
室内のシートカラーも緑とグレーの組み合わせ。車内外のトーンを統一しているという点においては面白い色使い。
ポップアップルーフ部分を後方から見た様子。半分以上がメッシュになっているため、気候の良い時期であればこの部分でも何とか就寝できそう。
最後部には大型のバゲッジドア(オプション扱い)を装備。窓を開け、バゲッジドアを開けてポップアップルーフを展開すれば、それなりに開放的な空間になります。
よく見ると運転席・助手席のシート裏面も緑色をしています。なかなかこだわり抜いた軽キャンピングカーではないでしょうか。
『テントむし』という車名の通り、ポップアップルーフ内はテントのよう。外から見たメッシュの部分はジッパーで閉じることもでき、寒い時期は閉めておくことも可能。
そう考えると、今の時期のような蒸し暑い時期にポップアップルーフで寝るのは不可能。とてもじゃありませんが、寝ていられないと思います。
そうなると、やや寒くなる晩秋~初冬に掛けての時期が、ポップアップルーフ内で寝るには最適な時期かもしれません。逆に真冬はテント生地一枚のため、寒過ぎるかと・・・。
エントランスドアは車体の大きさに合わせた小型のタイプを採用。丸い窓がカワイイ感じです。全体的な高さが低いため、大人であれば少し腰をかがめて乗車するような形になりますね。
ホイールにはオプションのオン・オフ兼用タイヤが履かせてありました。全体的にはカワイイ感じの軽キャンピングカーですが、実用性ということを考えると、あまり快適に使えるような感じはしませんね。
目立つことは確かですが・・・。