東京キャンピングカーショー2017を見に東京ビッグサイトへ行ってきました【その05】総額900万円近い豪華国産キャブコンを見学

今回は2017年7月1日(土曜日)に東京ビッグサイトで開催された、東京キャンピングカーショー2017を見に行った時の様子をご紹介。

東京キャンピングカーショー2017

キャンピングカーの販売店では有名な『東和モータース』のコーナーにやってきました。大型のフルコン、『デスレフ・グローブバス GTI1』というキャンピングカーを展示。

その堂々たる顔つきもさることながら、価格も1,140万円と、堂々たるもの。2017年春モデルということで、今年の最新モデルを輸入している模様。

東京キャンピングカーショー2017

様々なバリエーションがあるようですが、どれも1,000万円前後の超高級キャンピングカーであることには違いありません。

東京キャンピングカーショー2017

フィアットデュカトの標準ホイールなのでしょうか?『FIAT』マークが真ん中に入っており、純正品のよう。

日本で言えば、トヨタカムロードにトヨタ純正のアルミホイールがあるようなもので、やはりキャンピングカー先進国のベース車両は足元からして違うと感じるところ。

東京キャンピングカーショー2017

続いて見たのは、東和モータースが製造・販売を手掛ける『WOHN(ヴォーン)』というトヨタカムロードベースのキャブコンタイプキャンピングカー。

シンプルな外観が好きなキャンピングカーで、マイナーチェンジを果たしたNewカムロードとの相性も良さそうです。

東京キャンピングカーショー2017

私が欲しいと思っている4WD/ATディーゼルエンジンの価格は790万円(税別)。税金や諸経費を入れると900万円近いキャンピングカーになり、とてもじゃありませんが手が出ません。

「いつからカムロードのキャブコンはこんなに高額になってしまったのだろう?」と、いささか疑問に思うこともあります。私が今所有しているバンテックのジルを購入した時より、同じような内容で確実に200~300万円値上がりしていると感じます。

それを考えると、900万円もするキャンピングカーを購入できる人は、ほんの一握りだと思いますね。

東京キャンピングカーショー2017

そんなことを考えつつも、内装はチェックする私。セカンドシートは固定式のよう。

東京キャンピングカーショー2017

バンクベッド部分に照明機器も装備。

東京キャンピングカーショー2017

外観から分かる通り、バンクベッドの高さはあまりありません。この部分は寝てしまえば気にならない部分とも言えるため、どうしてもバンクベッドの天井高さが低いと感じる方は、MYSミスティックのアンセイエがよろしいかと・・・。

東京キャンピングカーショー2017

最後部には常設2段ベッドの姿が。車両サイズが全長5,200mm×全幅2,100mm×全高2,800mmという5m超えの全長のため、常設2段ベッドの幅にも余裕があります。

東京キャンピングカーショー2017

セカンドシートと常設2段ベッドの間にはフリールームも装備。5,200mmの全長からくる余裕なのでしょうか?同じレイアウトのキャブコンに比べ、フリールームの広さは十分。

この大きさであれば、ポータブルトイレを設置しても余裕を持って使えそう。

東京キャンピングカーショー2017

少し分かりづらいですが、フリールームの扉を開けた様子。

東京キャンピングカーショー2017

エントランスドア脇にはギャレースペースを配置。このガラス天板があるおかげで、ギャレーの上を物置スペースとして最大限利用可能。

東京キャンピングカーショー2017

天板を開けると2口コンロと水栓の姿が。私の個人的な考えとしては、固定式の常設コンロは必要なく、キャンピングカーの構造要件を満たす造りのカセットコンロで十分だと思っています。

東京キャンピングカーショー2017

すっかりキャブコンやバスコンタイプのキャンピングカーの定番空調設備となった、家庭用セパレートエアコンもしっかりと装備。

HITACHI製を採用し、やはりエアコンは世界的にも高性能だと認められている、日本が開発・設計した製品が高温多湿の日本の気候風土に合っていると思います。

東京キャンピングカーショー2017

吊り戸棚の蓋は白を基調とした清潔感溢れるデザイン。その上には薄いブルーのLED間接照明を装備し、車内の雰囲気はなかなか上質。

東京キャンピングカーショー2017

何気なく窓際にあるカップホルダーの存在は有難いもの。特に走行中にペットボトルなどを置いておくには、非常に重宝する装備品であることに違いありません。

東京キャンピングカーショー2017

電子レンジも装備。発電機を積まないキャンピングカーではありますが、やたら家庭用電化製品が充実しています。

東京キャンピングカーショー2017

『EVOシステム』という新しい走行充電の仕組みを構築し、走行充電やアイドリングだけでもサブバッテリーを満充電することが出来ると謳っています。

発電機を回すことと、車両のエンジンをアイドリングさせるということは、騒音や排気ガスの観点から見れば同じこと。発電機が使用不可の場所ではアイドリングも不可のため、無理に発電機を搭載しないというのも英断かもしれません。

東京キャンピングカーショー2017

そのようなシステムや4WD/ATディーゼルということを考えると、「790万円(税別)という価格も仕方ないのかな」と思ってしまう私。

東京キャンピングカーショー2017

『CAMROAD Evolution』というエンブレムもカッコいい感じ。

東京キャンピングカーショー2017

ただ、トヨタのカムロードにはトヨタ純正のアルミホイールは無く、スチール(鉄)ホイールが標準。この辺りは、ヨーロッパのキャンピングカーに採用されているベース車両メーカーに遅れをとっている部分だと感じますね。

東京キャンピングカーショー2017

運転席側最後部に家庭用エアコンの室外機をビルトイン。テールランプのデザインもシンプルでカッコよく、なかなか私の好きなデザインをしているキャンピングカーです。

東京キャンピングカーショー2017

縦に撮影してみると、何だかやたら背が高い印象になりました。まぁ、全高が2,800mmあるため、それなりに高身長のキャンピングカーではありますが・・・。

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