東京キャンピングカーショー2017を見に東京ビッグサイトへ行ってきました【その14】まだまだ高額なリチウムイオン仕様のサブバッテリー

今回は2017年7月1日(土曜日)に東京ビッグサイトで開催された、東京キャンピングカーショー2017を見に行った時の様子をご紹介。

東京キャンピングカーショー2017

キャンピングカー等で使用するサブバッテリーが展示されていました。緑色というちょっと変わった色のサブバッテリーですが、普通の鉛バッテリーではなく、リチウムイオンバッテリーのよう。

100Ahのリチウムイオンバッテリーで、重量は13kgと鉛製のディープサイクルバッテリーに比べて半分程の重量。ただ、価格は176,900円と鉛製のディープサイクルバッテリーと比べると7~10倍程のお値段。

まだまだ非常に高額だと感じるところ。この価格で鉛製のディープサイクルバッテリーより10倍持つかと言われれば、おそらくそのようなことはなく、結局は鉛製のディープサイクルバッテリーをマメに交換しながら使用した方が安く快適にサブバッテリーを維持できるのではないかと常々思っています。

ただ、今は非常に高額ですが、液晶テレビが1インチ1位万円と言われていた時代から半額以下になるまでそう時間が掛からなかったことを考えると、そこまでのスピードはなくとも、もう少し待てば手の届く価格帯になるのではないかという期待もあります。

東京キャンピングカーショー2017

確かに充・放電の面において優れたバッテリーだとは思いますが、まだまだ購入できるようなお値段ではないことは事実ですね。

『キャンピングカー オーゼット』というキャンピングカービルダーが販売しているみたい。

東京キャンピングカーショー2017

その『キャンピングカー オーゼット』が製造している、200系ハイエースベースのバンコンを少し見てみようと思います。

東京キャンピングカーショー2017

内装はセカンドシートにサードシートは左右分割型を採用。テーブルや吊り戸棚の扉も美しい素材を採用し、それなりに洗練された室内トーンとなっています。

遮光カーテンの生地や家具の色もオーダー可能のようで、自分の好みに合った一台をオーダーメイドすることが可能。他のバンコンビルダーでも取り入れている手法ですが、この辺りの自由度は普通乗用車とは少し違うところ。

普通乗用車であれば、カタログの中から決まった配色の組み合わせを選べる位で、ボディーカラーやグレードによっては内装の色を選べない場合が殆ど。

まぁ、普通乗用車でオーダーメイドを受け付けてしまえば、生産現場は大変な上、納期も大幅に遅れてしまうため、仕方ないと言えばそれまでですが・・・。

東京キャンピングカーショー2017

バックドア側から見た室内の様子。『開閉式マルチルーム』という表記がありました。

東京キャンピングカーショー2017

『簡単操作でマルチルームを拡大!自転車・スキー・釣り竿なども載せられます。』ということで、縦に長いマルチルームを持つバンコンのよう。

東京キャンピングカーショー2017

このような細長い空間になっています。

東京キャンピングカーショー2017

扉部分を折り畳むことにより、長さを調整できるようで、一番拡大した状態だと、ポータブルトイレを使用することができそうな空間があります。

その分、最後部のギャレースペースや就寝スペースが削られてしまいますが、二人旅仕様だと割り切れば、案外使い勝手が良いバンコンかもしれません。

東京キャンピングカーショー2017

『開閉式マルチルーム』の開閉式扉を閉めるとこんな感じ。マルチルームには出入り用に使えそうな大きめの扉も装備されているため、拡大した場合にはトイレルームとして使用することがやはりできそう。

東京キャンピングカーショー2017

ベース車両は200系ハイエースのスーパーロングを採用。全長5,380mm×全幅1,880mm×全高2,400mmの車両で、価格は449万円(税別)。

ガソリン2WD/AT車で、サブバッテリーシステムや冷蔵庫、ルーフベンチレーターなどの標準的な装備品が付いてのお値段のため、ベース車両の価格から言えば妥当な価格ですね。

東京キャンピングカーショー2017

後方にある『FRPウインドアウター(エクステンションボックス)&リアベッド』は20万円(税別)のオプションということですが、二人旅仕様と割り切るのであれば、特に必要ないかもしれません。

開閉式のマルチルームの存在が少し魅力的だと思ってしまう、200系ハイエースのバンコンでした。

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