東京キャンピングカーショー2017を見に東京ビッグサイトへ行ってきました【その15】キャンピングカー同士がぶつかりそう!?

今回は2017年7月1日(土曜日)に東京ビッグサイトで開催された、東京キャンピングカーショー2017を見に行った時の様子をご紹介。

東京キャンピングカーショー2017

RVビックフットのコーナーにやってきました。このキャンピングカービルダーも古くから営業をしている会社で、私も今のキャンピングカージルを購入する前、埼玉県の展示場へ足を運んだことがあります。

東京キャンピングカーショー2017

バンコン・バスコン・キャブコンと、キャンピングカーの主要ジャンルの車種を製造・販売しており、魅力的なキャンピングカーを多数販売。

東京キャンピングカーショー2017

特にトヨタのコースターや日産のシビリアンといったマイクロバスをベース車両とした、いわゆる『バスコン』の設計・製造に造詣が深いキャンピングカービルダーで、個性的なモデルを古くから企画・販売しています。

『ACS オアシス』というこのバスコンも、1,300万円以上する高額なトヨタのコースターベースのキャンピングカーですが、FRP製のシェルを採用し、室内空間の拡大と使い勝手の向上を両立させているモデル。

東京キャンピングカーショー2017

白色を基調とした色使いはRVビックフットのお家芸と言える領域まできていると思います。

東京キャンピングカーショー2017

汚れが目立つというデメリットはあるにせよ、白色の家具やファブリックが醸し出す清潔感や解放感はなかなかのもの。

東京キャンピングカーショー2017

キャンピングカーのジャンルとしては、バスコンというより、セミフルコンというジャンルに入るキャンピングカー。マイクロバスのシャーシ部分を生かし、FRPシェルを被せるという手法は古くからあるものの、どのキャンピングカービルダーでも出来る生産方法ではありません。

それなりの生産工場と設計・製造の技術がなければ、造ることのできない車両のため、RVビックフットという会社の技術力の高さが伺える一台です。

東京キャンピングカーショー2017

フレキシブルソーラー&ノーマルソーラーパネルを90W×3枚/150W×3枚搭載し、合計735Wもの発電能力をソーラーパネルだけで賄うというバスコン。

キャンピングカーに搭載されるソーラーパネルは、やや大きめのタイプでも300W前後の出力。それの2倍を超える容量のソーラーパネルを搭載しているとのことで、コントロールさえ上手くいけば、サブバッテリーの管理が飛躍的に容易になると思われます。

東京キャンピングカーショー2017

さらに、最近25年ぶりのフルモデルチェンジを果たした、トヨタのマイクロバスである『新型コースター』をベース車両とし、ソーラーパネル+リチウムイオンバッテリー搭載の新型セミフルコンを開発中のよう。

予定価格は1,659万円とそれなりに高額なセミフルコンですが、完成予想スタイルを見る限り、ヨーロッパ製のセミフルコンに引けを取らないカッコ良さと迫力があります。

もちろんベース車両は信頼のトヨタコースター(日野リエッセ Ⅱ)ですから、整備性や耐久性、取り回しの良さなどはお墨付き。

東京キャンピングカーショー2017

さて、旧型となったこの『ACS オアシス』のリアビューはこんな感じ。コースターのテールランプ部分は生かした造りになっています。

東京キャンピングカーショー2017

バスコンのラインナップの紹介において・・・

コースターベース:柔らかな乗り心地!

シビリアンベース:シャープな走り!

という表記が示す通り、やはり乗り心地はコースターの方が良いみたい。さらに走りに関しても『最高出力180PS、最大トルク47.0kgm、直列4気筒 4.0リッター直噴ディーゼルエンジン』のパワーに不足感は無いはずのため、ここは敢えてシビリアンを選ぶ必要性を私は感じません。

東京キャンピングカーショー2017

いずれにしても、フルモデルチェンジを果たした新型コースターベースのバスコンが各社揃うことを考えると、私のバスコン欲しい熱が再燃しそうな予感がするのですが・・・。

東京キャンピングカーショー2017

こちらはRVビックフットが製造する、トヨタのキャンピングカー専用シャーシであるカムロードを使ったキャブコン。内装を見ようかと思いましたが、見学者が絶えないため、今回は見送りました。

東京キャンピングカーショー2017

何故か函館ナンバーの仮ナンバープレートが掲げてありました。自走してきたのでしょうか?だとしたら「遠くからご苦労様です。」といった感じ。

東京キャンピングカーショー2017

200系ハイエースベースのバンコンも展示されていました。何だかここから見ると前のキャブコンにぶつかっているようにも見えますね。

東京キャンピングカーショー2017

真横から見るとその隙間は5センチ程度。ここまで寄せるには相当慎重にしなければ、ひとつ間違えると新車のキャンピングカー同士がぶつかってしまいます。

展示会場の限られたスペースに効率良くできるだけ多くのキャンピングカーを展示しようとする、キャンピングカービルダーの苦労が伺えるような場面ですね。

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