東京キャンピングカーショー2017を見に東京ビッグサイトへ行ってきました【その18】200系ハイエースのバンコンに常設三段ベッドという新発想
今回は2017年7月1日(土曜日)に東京ビッグサイトで開催された、東京キャンピングカーショー2017を見に行った時の様子をご紹介。
こちらは『ホワイトハウス』のコーナー。200系ハイエースのスーパーハイルーフのバンコンが展示してありました。
スーパーハイルーフの側面部分には窓も装備され、これだけの天井高があれば、車内で立って移動できそう。
ニューモデルのようで、『グランドハイルーフ』というみたい。それより何より驚いたのは、『常設三段ベッド完備!』という表記。
200系ハイエースのスーパーハイルーフとは言え、三段ベッドを装備するのは厳しいのではないかと思われますが、内装はどのようになっているのでしょうか?
ファブリックや家具の色使いはシックな感じで落ち着いた印象。天井部分に蓋のようなボードがあり、これが上段ベッドの寝床になる模様。
最後部から見た様子。一番下のマットが一段目。その上が二段目。
さらにその上に少し見えるのが、ルーフ部分にある三段目という構造。
少し引いた位置から見るとその構造がよく分かります。これで常設三段ベッドとしているみたい。
確かに寝ることは可能ですが、いずれのベッドも天板との距離が近く、圧迫感を覚えるベッドではあります。ただ、眠ってしまえばその辺りは気にならないと思われ、寝るだけに特化しているのであれば、コレもアリかと・・・。
ガソリン2WD/AT仕様の車両で600万円~という価格設定。スーパーハイルーフの200系ハイエースベースのバンコンとしては、驚く程高額という訳ではありません。
キャンピングカーとしての装備も基本的なものは備わっています。
なかなか200系ハイエースのバンコンで常設三段ベッドというのは無いのではないでしょうか?大人数で移動し、就寝するだけであればそれなりに使えるキャンピングカーだとは思います。
今回の東京キャンピングカーショー2017において、『ホワイトハウス』はバンコンを精力的に展示。
バンコンはキャンピングカー市場の中でも人気分野で、大勢の方が各車両を見学していました。
こちらはハイエース用のスライドドアに取り付ける網戸のよう。確かにキャンプ場などで夜寝る場合、スライドドアを開けて換気すればメッシュのテントのような使い方ができるのは魅力的。
コレがあればバンコンでも虫を気にせず快適に就寝できそうな気がしますね。
左右スライド・リアゲートの3枚1セットで21,384円(税込)という価格で、これ位の価格でハイエースの中で快適に就寝できるのであれば、かなりリーズナブルな価格設定だと思います。
『日刊自動車新聞アイデア賞』を受賞しているとのことで、確かに、なかなかのアイデア商品だと言えるでしょう。