東京キャンピングカーショー2017を見に東京ビッグサイトへ行ってきました【その19】逆転の発想のサイドオーニングが面白い!?
今回は2017年7月1日(土曜日)に東京ビッグサイトで開催された、東京キャンピングカーショー2017を見に行った時の様子をご紹介。
こちらは『ボナンザ』のコーナー。キャンピングカー関連のパーツなども販売されていました。昔はよくこのようなキャンピングカー用パーツ販売のコーナーで、蛍光灯やアクアケムグリーン(カセットトイレの消臭剤)等を購入していたものですが、最近はもっぱらネット通販で購入することが主体。
電車で行っているせいもありますが、クリックひとつで商品が自宅に届く快感がクセになっている側面も否めません。ただ最近は宅急便の窮状を知ってから、無闇にネット通販を利用しないよう自重していますが・・・。
それはさておき、『ボナンザ』の展示車両を見ていくことにします。
アメリカ製のキャンピングトレーラーを展示していました。Jayco(ジェイコ)というキャンピングカービルダーのトラベルトレーラーのよう。ヨーロッパ製のキャンピングトレーラーと違い、外観は無骨な印象。
バーベキューグリルがフレームに組み込まれているなど、いかにもアメリカンな感じで、日本やヨーロッパ製のキャンピングカーでは考えられない装備品。
サイドオーニングも装備されているようですが、FIAMMA(フィアマ)製のサイドオーニングと違い、テント部分を巻き取るところが伸びていく仕様となっています。かなり重量のあるオーニング本体を伸ばすためでしょうか?
やたらサイドオーニングの支柱部分が太くなっているのが印象的。逆転の発想というべきでしょうか?確かにこれだけ支柱が太ければ、多少の強風でもびくともしない感じはしますね。
内装は良くも悪くもアメリカン。このテイストが好きだという方にとっては堪らないかもしれません。
ただ、毎回言ってはいますが、ヨーロッパ製のキャンピングカーの内装と比較すると、繊細さに欠けるのは事実。外観・内装共に無骨な感じのキャンピングカーが好きな方はどうぞといった感じ。
発売1周年を記念し、428万円が368万円という価格になっています。ただし、未登録展示車両であれば368万円ということ。
いわゆる「現品であればこのお値段でっせ」という価格。現品と言えども新車には変わりありませんから、60万円ものディスカウントであればかなりお得感はありますね。
トレーラー用の『ムーバー』が装備されていますが、これはオプション扱いみたい。トレーラーを車庫に入れる際には活躍する装備品のため、このような大きなトレーラーには装備しておきたいところ。
ベッドルームも広そうです。
フロント部分に自転車キャリアのようなものが付いていました。自転車を積載した状態であれば、ヒッチメンバーにかなりの負担が掛かると思われますが、大丈夫なのでしょうか?
それなりに耐荷重のあるヒッチメンバーと牽引車両でなければ、ハンドリングに影響が出そうです。
ブレーキは慣性ブレーキではなく、電磁ブレーキを採用。そのコントロールボックスのような物がカプラーの近くに見えます。要牽引免許のトラベルトレーラーだけに、ブレーキ関連がしっかりしていなければ、安心して牽引できません。
サイドオーニング下にあるLEDライトの色が変化していました。
目立たない演出ですが、なかなか気の利いた演出です。
グリーンにもなります。
さらにブルーへと変化。
ホワイトっぽい色に変化し、なかなか見る人の目を楽しませてくれる装備品です。
こんなちょっとした遊び心があるのも、アメリカ製のキャンピングカーらしいところですかね。