東京キャンピングカーショー2017を見に東京ビッグサイトへ行ってきました【その21_1】キャンピングカーの内装もインテリアコーディネーターが手掛ける時代に!?

今回は2017年7月1日(土曜日)に東京ビッグサイトで開催された、東京キャンピングカーショー2017を見に行った時の様子をご紹介。

東京キャンピングカーショー2017

AtoZのコーナーを引き続き見ています。ライトキャブコンのサイドオーニングを展開し、周辺をデコレートした上、案内係の女性を配するなど、女性客を強く意識したAtoZの販売戦略の一端を見ることができる展示スペースに来てみました。

※案内係の女性だとばかり思っていましたが、このキャンピングカーのインテリアをコーディネートした、インテリアコーディネーターの『小島 真子』さんという女性だったようです。

キャンピングカー周辺のデコレーションも手掛けたらしく、自身の作品の評価をまさに自身で確認していたということらしいです。

なかなか人目を惹く展示方法で、実際に若いカップの方から、お歳を重ねた夫婦まで、二人で使用することを考えているような方々が車内を見学していました。

東京キャンピングカーショー2017

価格は385万円(税別)~という設定で、200系ハイエースのバンコンとそれ程変わりないお値段。ベース車両がマツダのボンゴトラックとなりますが、それを気にしなければそれなりにリーズナブルな価格だと思います。

東京キャンピングカーショー2017

赤いシートに淡い色のテーブルを組み合わせ、可愛らしい雰囲気の室内。

東京キャンピングカーショー2017

最後部には常設二段ベッドも装備し、セカンド・サードシートにはFASPのシートを採用。ライトキャブコンにありがちな固定式の背当て部分が垂直なシートではなく、リクライニング機構の付いたシートを採用している点は好印象。

きちんとコストを掛ける部分にはコストを掛けていると思われ、さすがキャンピングカーに造詣の深いキャンピングカービルダーだと感じるところ。

東京キャンピングカーショー2017

バンクベッドもライトキャブコンにしては開放的で広々とした空間となっています。これだけの大きさと天井高があれば、圧迫感をあまり感じなくて済むでしょう。

乗車定員6名、就寝定員6名というのは、実際に『乗れる』『寝られる』定員だと思います。

ただ、ライトキャブコンのため、実際には家族4人で使うのが理想。パパとママ+小学生の子供2人という構成が、一番使い勝手が良さそうな感じ。

東京キャンピングカーショー2017

吊り戸棚の木目も優しい雰囲気。

東京キャンピングカーショー2017

バンクベッド脇にも収納スペースがあり、就寝時に使わないメガネやスマホなどの小物を収納するのに便利そう。バンクベッド側から手を入れることができる小窓が付いているのも非常に実用的。

東京キャンピングカーショー2017

こちらはギャレースペースの様子。天板で蓋をしていますが、シンクがある模様。ライトキャブコンのギャレースペースとしては広々しており、何かと散らかりがちなキャンプ中や車旅の時には重宝しそうなスペース。

常設二段ベッドとの仕切り板も可愛らしいデザインが施されており、ここにも女性ウケするデザインを取り入れています。

東京キャンピングカーショー2017

ギャレー部分には49Lの12Vワンウェイ冷蔵庫も装備。扉の部分もデザインされており、冷蔵庫の存在を感じさせない工夫も秀逸。

東京キャンピングカーショー2017

AtoZの吊り戸棚を始めとした家具って、いつから無垢材を使うようになったのでしょうか?合板家具が全盛の今、こうした暖かみのある無垢材を使うキャンピングカービルダーは少数派。

コスト面や重量の面では合板に劣りますが、やはり無垢材の質感や手触りは合板家具では決して出せないもの。AtoZには無垢材を使ったキャンピングカーを製造している数少ないキャンピングカービルダーとして、これからも頑張って欲しいものです。

東京キャンピングカーショー2017

スイッチ類はエントランスドア上に配置。この位置であれば小さな子供にイタズラされることもないため、小さなお子さんがいるファミリーにとっては、購入してからこのスイッチ位置のありがたさが分かるハズ。

東京キャンピングカーショー2017

コチラはギャレー上の吊り戸棚。

東京キャンピングカーショー2017

奥に100V用のコンセントの姿が見えます。位置的には少々疑問な場所ですが、充電中の機器などを置いておくには丁度良い場所かもしれませんね。

東京キャンピングカーショー2017

アミティシリーズはインテリアを選ぶこともでき、他のキャンピングカービルダーでも取り入れている手法ではありますが、キャンピングカー業界ではスタンダードな仕様となりつつあります。

ここが普通乗用車と違い、『キャンピングカー=家』という感覚が色濃く表れるところかもしれません。

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