東京キャンピングカーショー2017を見に東京ビッグサイトへ行ってきました【その26】マックレーの新型デイブレイクの車両コンセプト

今回は2017年7月1日(土曜日)に東京ビッグサイトで開催された、東京キャンピングカーショー2017を見に行った時の様子をご紹介。

東京キャンピングカーショー2017

キャンピングカー業界でも老舗の存在である、セキソーボディーも出展していました。200系ハイエースのボディーカットキャブコンを得意とする同社で、非常に魅力的なキャンピングカーを製造しています。

ただ、200系ハイエースのベース車両が高額なため、完成したキャンピングカーも高額。なかなか手が出せるキャンピングカーではないことも事実。

その上、現行型の200系ハイエースには、4WD/ATディーゼル仕様のスーパーロングの設定も無く、欲しいベース車両が無いという状態。

東京キャンピングカーショー2017

ということで、お隣にあったマックレーのトヨタのキャンピングカー専用シャーシである、カムロードベースのキャブコンをじっくりと見てみることに。

東京キャンピングカーショー2017

マックレーの『デイブレイク』というキャブコンタイプのキャンピングカーで、デイブレイクシリーズとしては昔からありましたが、今回『NEW model』として登場していました。

東京キャンピングカーショー2017

展示車両は4WD/4ATの3リッターディーゼルターボで、最高出力は144馬力/3,400rpm、最大トルクは30.6/1,200-3,200rpmという素敵なスペック。

先日山梨県の河口湖へジェットスキーを牽引し、久しぶりに中央道の談合坂を91馬力のカムロードで登りましたが、談合坂SAに入る直前のスピードは55km/hという高速道路上では危険というか、迷惑極まりない状態に・・・。

もちろんアクセルは『ベタ踏み』の状態です。

「144馬力あれば談合坂もまともなスピードで登れると思うのだけどなぁ~」と、羨ましい限り。今のキャンピングカーは非常に気に入っているキャンピングカーではありますが、唯一エンジンパワーの面においては、最新のカムロードのエンジンが気になる存在です。

東京キャンピングカーショー2017

『holiday X』というニューモデルのようで、標準装備品は・・・

●ソーラーパネル100W
●バックアイカメラ
●マックスファン
●サブバッテリー100Ah
●冷蔵庫40リットル

という内容。ただ、この標準装備品の内容自体は、どのキャンピングカービルダーでも当たり前に装備しているような物ばかり。

東京キャンピングカーショー2017

エントランスドア付近に貼られていた説明の中に気になる表記が・・・

外装関係
・リアタイヤ ワイドトレッドに変更

という内容の表記があり、ビルダーの方に確認はしませんでしたが、マックレーのホームページを読むと、ワイドトレッドではなく、ノーマルトレッドを走行性能の観点から推奨している模様です。

キャンピングカーの足回りについては様々な意見やアフターパーツもあるのですが、基本的には足回りをアレコレ改良(改造)しても、運転をする人が過度にスピードを出して走行すれば、やはり普通の車より危険度は高いと私は思っています。

キャンピングカーはやはり『家』を背負って走っているようなものですから、基本的には『飛ばす』車ではないというのが私の持論でもあります。

東京キャンピングカーショー2017

話は逸れましたが、エントランスを入ってすぐのところにダイネットスペースがあり、『魔王』が見参。このレイアウトを見る限り、二人旅仕様のキャンピングカーのよう。

東京キャンピングカーショー2017

バンクベッドは大人1~2名用といった感じで、セカンドシートの背当て部分に足を乗せて登るタイプなのでしょうか?

東京キャンピングカーショー2017

運転席・助手席には潜り込むような形になるレイアウトですが、頻繁に行き来するようなことは無いため、これはこれでいいのでしょう。

東京キャンピングカーショー2017

最後部にセミダブルベッド程の大きさの就寝スペースがあります。熟年夫婦の二人旅であれば、足腰が丈夫な方がバンクベッド、もう一人がこちらの常設ベッドで寝ることになると思われます。

東京キャンピングカーショー2017

シンクは実用的な深型を採用。なかなかシンプルで良い感じです。

東京キャンピングカーショー2017

やや狭いながらもフリールームも装備。キャンピングカービルダーさんによれば、このフリールームの大きさは多少であれば変更可能だとか。

東京キャンピングカーショー2017

もちろんその場合、サイドソファーや常設ベッドのサイズが微妙に小さくなるとのこと。限られた空間の中でのレイアウトですから、どちらかを優先するという形になるのでしょうね。

東京キャンピングカーショー2017

フリールームの前には後部常設ベッドへ上がるための段差があり、この辺りのレイアウトは苦労の跡が見てとれるところ。

東京キャンピングカーショー2017

後部常設ベッドには大きめの窓もあり、解放感があります。

東京キャンピングカーショー2017

天井付近に収納スペースもしっかりとあり、使い勝手は良さそう。

東京キャンピングカーショー2017

吊り戸棚の扉には開閉を補助するダンパーも付いており、この辺りの造作はキャンピングカーを分かっているキャンピングカービルダーだと感じるところ。

東京キャンピングカーショー2017

窓はシングルガラスのようで、アクリル二重窓を採用していないのは何か理由があるのでしょうか?最近はアクリル二重窓が主流のため、コストの問題だけであれば、丈夫で軽いアクリル二重窓の方が良いと私は思うのですが・・・。

東京キャンピングカーショー2017

バンクベッドの全景。こうして見ると意外に天井高さもあり、広々としたバンクベッドだと感じます。大人2名であれば十分に就寝可能かもしれません。

東京キャンピングカーショー2017

小さな窓もあり、ぬいぐるみのお尻が並んでいました。

東京キャンピングカーショー2017

エントランス脇には冷蔵庫もあり、この位置は外から使うことができるベストな位置。キャンピングカー自体の価格は4WD/ATディーゼルターボエンジンのベース車両タイプで572万円(税抜)というお値段。

これだけを見れば、同じような装備品の他のキャンピングカービルダーの車両より100万円以上安い価格設定と言えるでしょう。

東京キャンピングカーショー2017

レイアウトは9種類から選べるようで、私は大きなフリールームがあるタイプが魅力的だと思っています。後は定番のセカンド・サードシートが前向きになるタイプで、フリールームを持つタイプも良さそう。

常設ベッド無しのタイプはありませんが、常設ベッド部分を巨大なカーゴルームとしたタイプも私の使い方としては魅力的なレイアウトのように感じますね。

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