東京キャンピングカーショー2018【その06】トイファクトリーの新型コースターベースの高級バスコン
今回は2018年7月21日に東京ビッグサイトで開催された、『東京キャンピングカーショー2018』を見に行った時の様子をご紹介。
ヨーロッパ製の豪華なトラベルトレーラーを見学。多くの人が外装や内装を見ています。
まぁ、いつ見てもホテルの一室のようですね。
若いカップルが車内を見学していました。最近のキャンピングカーショーは若い方の姿も多く見られ、リタイヤ組やファミリー以外の年齢層にも興味のある方が増えてきているのはキャンピングカー業界にとっても嬉しいことだと思います。
そんな若い世代の人達でも買えるような、安価でもそれなりに楽しめるキャンピングカーを造れば、キャンピングカー業界の未来も明るいと思うのですが・・・。
昨今のキャブコンで600~800万円、バンコンで500~600万円という高価格帯ではなかなか普及も進まないと思いますね。
トイファクトリーの新型バスコンを見学。
新型コースターをベース車両に使ったバスコンのお値段は1,920万円(税別)。諸経費を入れると確実に2,000万円を超えるキャンピングカーとなり、誰もが買えるキャンピングカーではありません。
内装は豪華そう。
運転席・助手席のシートはレカロシートに交換されており、これだけで数十万の価格。
車内のレイアウトは運転席・助手席の後ろにセカンド・サードシートを配し、最後部にベッドルーム。その間にトイレ・シャワールームを配し、トイレ・シャワールームの前にキッチンを配置するといった、いわゆる鉄板レイアウト。
リアは観音開きとなっており、リアベッド下は巨大な収納スペース。これだけの収納スペースがあれば旅先で何不自由ない生活ができそう。
落ち着いたシート生地のトーンと家具の組み合わせのモダンさは、やはりトイファクトリーのキャンピングカーだと思わせるところ。
エントランス部分から分厚いカーペットが敷かれ、高級感がありますね。
車内に少しお邪魔してみます。
美しくレイアウトされたキッチンが非常に機能的。調理スペースがどこにあるのか分かりませんでしたが、何か上手い仕組みでもあるのかもしれません。
この部分だけではお湯を沸かして手を洗う位は出来ても、調理するスペースが無さそう。まぁ、これだけのキャンピングカーに乗る方であれば、旅先において車内で調理することもないのかもしれません。
マイクロバスがベース車両になっているバスコンは運転席・助手席周りの開放感が特徴。運転がしやすいと共に、景色を十分に堪能できそう。
コチラは後部ベッドルームの様子。とても広々とした空間。
収納スペースや小窓などもあり、ひとつの部屋としても利用できそう。今流行の家庭用エアコンの室内機を正面の鏡の裏側に設置しており、デザイン性も高い空間となっています。
コチラはシャワールーム。
トイレ部分とは壁で仕切られている訳ではなく、シャワーカーテンで仕切る仕様。トイレルームへの若干の水ハネが懸念されますが、トイレ・シャワーが完全に一体型になっている5×2サイズのキャブコンよりは使い勝手が良さそう。
繰り返しになりますが、誰もが購入できるキャンピングカーではありませんが、ひとつの憧れの形ですね。