ジャパンキャンピングカーショー2018【その09】ナッツRVの新型キャブコンの変更点に気付かない私・・・
今回は2018年2月4日(日曜日)に幕張メッセで開催された、『ジャパンキャンピングカーショー2018』をキャンピングカーで見に行った時の様子をご紹介。
ナッツRVのブースにやってきました。毎度のことのように、キャンピングカーショー会場の中でも、最大の面積を誇るブースで、多くのキャンピングカーを展示。
ただ、2018年のジャパンキャンピングカーショーの配置図を見る限り、バンテックのブースとそれ程大きさが変わらないようにも見えました。
ナッツRVのブース面積が縮小したのか、それともバンテックのブース面積が拡大したのか、どちらか分かりませんが、いずれにせよ、両社共に激しいライバル争いをしているのは間違いありません。
ナッツRV社は積極的に新型キャンピングカーの開発を進めている会社でもあり、今回も新型車を展示していました。
既存の車両と似ており、正直どこが変わったのかよく分からないところもあり、子細に確認していけば違いが分かるのかもしれませんが、今回は違いがよく分かりませんでした。
コレは以前からある、ナッツRVオリジナルの『シェルフステップ』というエントランス部分の造作。
車内のレイアウトは、セカンドシート、サードシートの後ろにベッドルームがあり、セカンド・サードシートでダイネットを形成し、ダイネット脇にシンクや冷蔵庫がある、古くから使われてきた定番レイアウト。
運転席・助手席部分へ続く通路も特にコレといった『ひねり』は無し。
ダイネットのテーブルがそれなりに大きく、実用的な感じですね。窓の下に設置されているカップホルダーも良い感じ。
キャンピングカー内に良い香りが漂っていると思っていたら、芳香剤のようなビンが置かれていました。キャンピングカーの室内はちょっとした部屋と同じですから、このような芳香剤を置いて香りを楽しむのもアリかと思いますね。
とりあえずキャンピングカーの車内を一通り見てみたのですが、どの辺りが『NEW MODEL(ニューモデル)』なのか分からず、正面に回ってみると・・・。
そこに答えが書いてありました。クレアスティング5.0XX『バンクベッド無しのリアルスタイリッシュCREA!遂に登場!』ということで、バンクベッドを廃したニューモデルのよう。
「そう言えば室内のバンクベッドの様子まで詳しく見てなかったな・・・」と思い、もう一度見てみようかと思いましたが、既に数組の見学者の方が車外で見学の順番を待っていたため、今回は諦めました。
キャブコンタイプのキャンピングカーは、バンクベッドが当たり前にあるので、その辺りをすっかり見逃していた私。確かにここ数年でバンクベッドレスのキャブコンも各社から出ていると、改めて思い出した次第。
確かにバンクベッドの出っ張りが無ければ、スタイリッシュな外観となり、少なからず走行安定性に寄与するとあり、ヨーロッパのキャブコンにも昔からバンクベッドレスのキャンピングカーが多くありました。
改めて車内のレイアウトを思い起せば、ベッドが広く、フロアベッドを展開すれば2人でゆとりある使い方の出来る、贅沢な二人旅仕様のキャブコンということになりますね。
このクラスのキャブコンを2人で使うとなると、各部がそれなりに余裕があるため、連泊でも窮屈な思いをしないで済みそう。
やはりこの辺りのゆとりは200系ハイエースのバンコンでは実現不可能なため、本格的な車旅をしようと思えば、キャブコンクラスのキャンピングカーが最適だということも頷けますね。