ジャパンキャンピングカーショー2018【その16】アメリカ製キャンピングトレーラー『カシータ』が良くも悪くもステキ
今回は2018年2月4日(日曜日)に幕張メッセで開催された、『ジャパンキャンピングカーショー2018』をキャンピングカーで見に行った時の様子をご紹介。
コチラは新型車ではありませんが、アメリカ製のキャンピングトレーラー『カシータ』を展示しているコーナー。カーショップスリーセブンというキャンピングカー販売店が輸入・販売をしている模様。
丸っこい外観の車体は、ヨーロッパの最新型のキャンピングトレーラーと比べると、どこかレトロチックな雰囲気を感じさせます。こういうテイストが好きな方にとっては、魅力的な1台ではないでしょうか?
ヨーロッパ製の近未来的なキャンピングトレーラーもカッコよくていいですが、このような可愛らしい外観のトレーラーも惹かれるところがありますね。
近年叫ばれている『スローライフ』的な雰囲気もあり、それもまた魅力のひとつかもしれません。
エントランスから内部を見たところはこんな感じ。良くも悪くもアメリカンテイストたっぷりの室内。良く言えばワイルド、悪く言えば繊細さに欠ける造りと言ったところでしょうか。
トイレはマリントイレを採用。この辺りもアメリカ製のキャンピングカーらしいところ。ブラックタンクから直接排出できる『ダンプステーション』の数が極端に少ない日本においては、使い勝手の非常に悪い装備。
『輸入キャンピングトレーラーなので』と言ってしまえばそれまでですが、トイレは日本の処理事情に合わせ、カセットトイレに変更する等のローカライズを行わなければ、知らずに購入された方は大変かと・・・。
それでもこの外観はやっぱりステキ。カセットトイレや室内家具は購入後に自分で改良すると割り切り、この外観を手に入れるために購入するのもアリかもしれませんね。
室内では親子が見学中。キャンピングトレーラーだけに置き場所の問題もありますが、それをクリア出来ればなかなか魅力的な1台だと思います。
何となくの思いつきですが、ヨーロッパのキャンピングトレーラーのホビー社の内装とアメリカのカシータの外観をコラボさせれば、日本人にとって理想的なキャンピングトレーラーが完成するかも。
室内はヨーロッパテイストの家具や装備品で、もちろん繊細かつモダンな雰囲気。そして外観はレトロでカワイイとなれば、かなり人気が出そう。
コレは最前部のドローバー上に搭載されていたLPガスボンベの収納庫。このLPガスを燃料とするキャンピングカーも、国産キャンピングカーの中では絶滅危惧種となりつつあり、時代遅れの装備品ですね。
・内装はヨーロッパテイストの家具
・トイレはカセットトイレ
・FFヒーターは軽油もしくは灯油を燃料としたものを装備
それでいてこの外観であれば、売れるキャンピングトレーラーになると思うのですが・・・。