お台場キャンピングカーフェア2014に行ってきました【その08】
今回は、お台場キャンピングカーフェア2014に行ってきた時の様子をご紹介。
キャンピングカーショーとはあまり関係がないと思われるのですが、スバルのレガシィの試乗ができるコーナーがありました。それも最近話題になっている自動ブレーキを体験できるコーナーとなっているようです。
「ふ~ん」と思いながら見ていると、30m位の距離をかなりの加速で進み、最後はタイヤが『キキッ』と鳴るような制動をして車が停止。それをどうやら自動で行なっているようです。
でも、内心「本当かよ~、ブレーキ踏んでるんじゃないの?」と思っていると、そんな考えを見透かしたように、スバルの方が「皆さんブレーキを踏んでるんでしょ、と言うんですよ、一度体験してみて下さい」と、促され、暇なオヤジは二つ返事で体験をすることに。
体験は、ドライバーさんがスバルの自動ブレーキが装備されたレガシィを運転してくれます。その様子を助手席に乗って体験するというもの。「それではお願いします」と言って助手席に乗り込みます。シートベルトを締めて準備をし、カメラを構えます。
「皆さんブレーキを踏んでいるんでしょ、と言うんです、ですからアクセルとブレーキペダルのところも見ていて下さい」と、さっきの外にいたスバルの人と同じことをドライバーさんは言いました。
「では行きます」という掛け声と共に、結構な加速で目の前のスバルの車の描かれた障害物に向かって車が進みます。その障害物の後ろにはガードレールがあり、このスピードのままもし自動ブレーキが効かなければ、あのガードレールに思い切り突っ込むことになります。そんなことを思っているうち、あっと言う間に障害物にレガシィが近付きます。
「ぶ、ぶつかる~」と思ったその瞬間、もの凄い減速Gが体に掛かり、『キキッ』という音と共にレガシィは停止しました。正直前方を注視し過ぎてペダルの部分を見るのをすっかり忘れていました。で、「すみません、前ばかり見ていてペダルの部分を見ていませんでした、もう一度お願いできますか?」と聞くと、「ええ、いですよ」と、快諾してくれました。
この最後の写真のブレが停車時の様子を如実に物語っていると思います。で、もう一度体験してみたのですが、『確かにブレーキは踏んでいません』アクセルベタ踏みの状態から最後の一瞬はアクセルから足を離してブレーキペダルを踏む準備はしているようですが、踏んでいる様子はありませんでした。本当にレガシィの自動ブレーキは効いているようです。
ネットで『スバル 自動ブレーキ』といことで調べてみると、『スバル アイサイト総合サイト更新しました 「ぶつからない」だけじゃないアイサイトの主な機能を分かり易く紹介!』というスバルのページの他に、『スバルのアイサイトは、現時点では、他メーカーがシッポを巻いて逃げ出すくらい、一社だけ抜きん出た驚異的な高性能を誇っているようです。』というような記事が並んでいて、やはり相当信頼性の高い技術のようです。
車の事故は、動いている車が何かにぶつかっていくために起きるものが大半だと思われるため、この『ぶつからない』ぶつかる前に止まる技術というのはかなり革新的だと思います。もちろんこれに全て頼って運転をする訳にはいきませんが、車の安全性を高めるという意味では、かなり優れた技術だと思います。
なかなかこんな体験はできるものではないため、「本当に止まるの~?」と思っている方は、体験試乗会などで、スバルのレガシィなどの自動ブレーキを体験してみるのもいいかもしれません。きっと自動ブレーキに関する考え方が変わると思います。