お台場キャンピングカーフェア2014に行ってきました【その09】

今回は、お台場キャンピングカーフェア2014に行ってきた時の様子をご紹介。

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キャンピングカー乗りの中ではすっかりお馴染みとなった、ホンダのEu16iというガソリン発電機。これをキャンピングカーに搭載して家庭用エアコンを作動させたり、サブバッテリーの補充電に使ったりしているキャンパーも多いはず。

私も一時は真剣に購入を考えたことがあるのですが、まずはヘタってきているサブバッテリーの交換、次は10年近く履いているタイヤの交換、ジェットスキー用トレーラーの買い替えなど、いろいろと優先順位の高い出費が出現し、結局今の今まで購入できずにいます。友人がやはりこのホンダのEu16iを使用していて、かなり便利だと言っているので私も欲しいのですが・・・。

ヤフオクなどでEu16iの中古発電機などを買おうかと思ったのですが、やはりエンジン物ということと、発電体という電気製品の組み合わさった製品なので、保証のことなどを考えれば新品で購入したいところです。

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そんなことを考えながら発電機を見ていると、Eu16iから伸びるコードの中間に何やら緑色の小さな機器が取り付けてあることに気が付きました。近くで確認してみると、どうやらブレーカーのようです。コレは結構便利な商品かもしれません。

普段は発電機に取り付けた機器のスイッチのオン/オフで事足りるかもしれませんが、おおもとの電源を遮断したい時に役立つ商品だと思います。特にスイッチを持たない照明用機器などを使う際には重宝しそう。きちんと防水対策もされているようで、小雨が降っている中でも漏電などせず接続された機器に電気を供給できているようでした。

キャンピングカーショーに来る楽しみは、このようなちょっとした発見があるところ。普段の生活では目に触れることのないような機器やその使い方をリアルに見ることができるのはキャンピングカーならでは。

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何やら面白そうなモノが前方に見えてきました。せっかくなのでちょっと能書きを書かせて頂きます。

『JIA(日本建築家協会)新人賞受賞の環境建築家 井口浩によるデザイン&プロデュース めざせ!エネルギー&食料 自給自足セット 気持ち独立国家! トリカーゴ』とあります。

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「ん、トリカーゴ?、と、鳥かご?何だこりゃ」ということで、近くでじっくりと見てみることにします。

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まぁ、一言で言えば「トレーラーハウス」の手作りバージョンということ。トレーラーのフレーム上に家のようなものを建て、そこにソーラーパネルや菜園などを設けて移動しても自給自足の生活が送れるようにしたもの。

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とっても熱心に説明をしてくれ、何でも、東日本大震災を教訓に、どこでも生活できるような移動式避難小屋みたいものを作りたかったということ。構想から3年かかってやっと形になってきたということ。

さらに、キャンピングカー業界への参入障壁の壁は厚く、今回もやっとの思いでこのお台場キャンピングカーフェア2014に出展することができたということ。などを熱く語ってくれました。

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ただ、建築士という仕事柄、設計は得意分野だとは思うのですが、やはり実際の建築作業はプロではないため、細かい部分の仕上がりに難があります。ソーラーパネルなどを除いた基本構造体が158万円と決して安い価格ではなく、ソーラーパネルやその他の装備を取り付ければ200万円は超えてしまう感じ。

200万円を超えてしまうのであれば、古いキャブコンを200万円で購入してちょっと手を加えればそれなりに生活できる空間になるはず。このトリカーゴもやはり車で牽引しなければならないことに変わりはなく、それなら自走する車両に居住空間が付いていた方が便利だと思うのですが・・・。

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と、いろいろと書いてみましたが、発想自体は面白いと思う上、それを具現化してお台場キャンピングカーフェア2014の会場に持ち込んできたということは評価に値しますね。

来年のお台場キャンピングカーフェアに再度出展していれば、本物かもしれません。いずれにしてもすぐには普及しそうにありませんが、粘り強く頑張って欲しいものです。

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