第16回 神奈川キャンピングカーフェアへ行ってきました【その03】
今回は2016年9月24日(土曜日)に神奈川の川崎競馬場で開催された『第16回 神奈川キャンピングカーフェア』を見に行った時の様子をご紹介。
何やらワインレッドのボンゴバンが展示してあります。200系ハイエースやキャラバン、NV200などは最近見慣れているのですが、ボンゴバンを展示していることはあまりないため、ちょっと気になりました。
バンコンとしていちおう車内は改造されている模様。オレンジとグリーンのカラフルな車内で、なかなか明るい感じの車内。
基本的には二人旅仕様のようで、後部座席部分がダイネット兼ベッドルームになる仕様みたい。
ベッドボード下には収納スペースの姿が。
収納スペースに使用されているレールはL型のアルミレールで、かなりのコストダウンと製造の簡易さが伺えるところ。試作品ということで、なんとかこの神奈川キャンピングカーフェアに間に合わせたということらしく、細部の詰めはこれからなのかもしれません。
リゾートデュオ湘南 ボンゴハイルーフということで、普通4ナンバー登録車で、無理矢理キャンピングカー登録にする訳ではないみたい。
いまさらBONGO???というキャッチフレーズ通り、キャンピングカー業界では忘れ去られたようなベース車両を何故に?という感じですが、『軽では物足りない。でも大きいのは怖い・・・』そんな方に是非オススメ!
普段使いもでき、奥様も運転しやすい「ちょうどいい」大きさ。今お乗りの車より小さいかも!?ご主人も満足の1,800ccです。
ということで、軽キャンピングカーと200系ハイエース、NV350キャラバンをベース車両としたバンコンの中間位を狙った車中泊仕様車のよう。
『本当はこんなに車中泊に適した車!!なぜ、今まで手をつけなかったんだろう☆』という感じで、いまさらながらボンゴに再び注目が集まろうとしているのでしょうか。
確かに現在のNV200やライトエースは荷室が狭く、車中泊車には確かに適していないかもしれません。現在このサイズのベース車両は少なく、意外に使い勝手がいいかも知れないと私も思いました。
現在勢いのあるマツダのボンゴ、ボンゴのカタログが置かれていました。
ホイールキャップのようですが、ボディーカラーに合わせたオシャレなタイプを装着しています。
少し変な場所に電子レンジがありますが、使用頻度を考えるとここでもいいのかも。「しかしそもそも電子レンジって必需品なの?」という気持ちが拭えない私です。
さすがに突貫工事で仕上げた感いっぱいで、家具の切り口に化粧板を貼るのを忘れている場所があったりして・・・。「まぁ、来年2017年2月に幕張メッセで開催されるキャンピングカーショーで完成品を見ることができればいいよね」と思いました。
運転席はこんな感じで、特に特徴はなく無難な感じ。コラムATのようで、その分足元は広々しています。
助手席側から見た様子。こちらの足元スペースも十分かと。
カムロードやエルフに比べて乗車位置も低いため、乗り降りもしやすそう。
ドアはチープな感じですが、バンベースなのでこれは仕方のないところ。それでもボンゴバンって意外にキャンピングカー仕様に適しているかも知れないと思ってしまいました。
これで他のキャンピングカービルダーも良さに気が付いて、色々なバリエーションが増えると面白いかも知れません。