第16回 神奈川キャンピングカーフェアへ行ってきました【その09】
今回は2016年9月24日(土曜日)に神奈川の川崎競馬場で開催された『第16回 神奈川キャンピングカーフェア』を見に行った時の様子をご紹介。
最近キャンピングカーショーで盛んにPRをしている、ルーフテントが出品されていました。時々街中でもルーフテントを屋根に装備している車を見掛けますが、展開するとこんな感じになります。
私が考える、キャンプ場などで展開をして使用するルーフテントのメリットは・・・
●支柱を組み合わせて設営するテントと違い、ほぼワンタッチで自立式のテントスペースが設置可能
●雨の日でも撤収時にテントに泥が付いたりしない
●ツリーハウスのような使用感が子供に大人気
●屋根に載せているため、テントのように車内のトランクスペースを占領しない
●テントと違い車中泊の場面でも使用可能
一方デメリットと言えば・・・
●テントより価格が高額
●車の屋根に重量物を載せるため、車種によっては走行安定性に影響が出るものもあり
●車中泊にも使用可能だが、真夏や真冬の使用は時間帯によっては厳しいものがある
という感じですが、一般的なバンコンやキャブコンタイプのキャンピングカー同様、様々なメリット・デメリットがあります。
これはお隣のビークルのブースのテント。今回は車両をあまりじっくりと見ませんでしたが、バンコンの老舗であるビークルの造るキャンピングカーには一目置いています。
使用済のサブバッテリーなのでしょうか、テントの重しにしているところがキャンピングカービルダーらしいと思ってしまいました。
『格安で快適キャンピングカーを!!』
ということで、ルーフテントが279,800円という価格で販売されていました。
『ルーフテント展示中』上に乗ることができます。お気軽にどうぞ!実際に寝てみないと良さはわかりません!!
というPRもあり、子供も大人もルーフテントに登り、中の広さや使い勝手などを皆さん体験している模様。
私が気になったのは、その左下に表示してあるPR文章。
『電動開閉タイプのルーフテント展示中』ほぼどんな車種にもお取り付け可能です!!お気軽にご相談下さい。
ということで、電動で展開・収納が可能なデラックスタイプのルーフテントのようです。
また、はしご部分に屋根のひさしが掛かるため、雨の時でも登っている背中部分が濡れないため、快適に使用できるということも盛んにPRしていました。
皆さんルーフテントに興味津々のようです。
実際に電動で収納している様子をデモンストレーションしていたので、その様子を少し。
まずは、屋根兼ひさし部分が畳まれ・・・
次第に片側から折り畳まれていきます。
「ウィ~ン」という小さなモーター音がするだけで、静かに折り畳まれていきます。これなら静かなキャンプ場でも開閉時にうるさいということはないでしょう。
だんだんと薄くなっていき・・・
最後はこのような感じで完全にテント部分が折り畳まれました。この大きさであれば、通常のルーフトランクなどと大きさは遜色ありませんね。
最後は固定用のベルトで屋根を開かないよう固定し、撤収は完了。時間にして3~5分といった感じ。
やはり電動は便利ですね。手でキコキコやらない分、非常に展開と収納がスマート。従来のルーフテントよりは高額ですが、それだけの価値はあると感じました。