第16回 神奈川キャンピングカーフェアへ行ってきました【その12】

今回は2016年9月24日(土曜日)に神奈川の川崎競馬場で開催された『第16回 神奈川キャンピングカーフェア』を見に行った時の様子をご紹介。

神奈川キャンピングカーフェア

アドリア社のフルコンが展示してありました。私のような一般庶民にはあまり関係の無い車なのですが、キャンピングカー乗りのひとつの憧れの形として見ておくにはいいかと・・・。

型式は『SONIC SUPREME I 710 SL』というモデルのよう。

神奈川キャンピングカーフェア

『今、売れています クラスA SONIC』というように表示されていますが、まぁ、買える人にとっては売れているのかもしれませんね。と、当たり前のことを考えながら車両を見ていくことにします。

神奈川キャンピングカーフェア

ちなみに価格は1,336万円(税抜)という非常に浮世離れしたお値段。消費税を入れると1,442万円にもなり、消費税だけでも100万円以上支払わなければなりません。

軽自動車一台分位の税金を何とも思わないような方でなければ、とても買える代物ではありませんね。

車両サイズは全長7,400mm×全幅2,320mm×全高2,950mmという堂々たる大きさで、正直日本国内では持て余すかも・・・。

ベース車両はフィアットデュカトの3,000ccディーゼルエンジン仕様。180馬力に6速ATの組み合わせは高速道路での巡航は快適そう。

神奈川キャンピングカーフェア

買えはしませんが、一応車内はこんな感じ。これだけ巨大な車両にも関わらず、運転席・助手席を回転させてダイネットを展開する方式。しかしよく考えてみれば、停車中にダイネットで寛ぐ際には運転席・助手席は完全に使わないため、ある意味合理的な感じがします。

国産キャブコンであるカムロードにもこのような機構が備われば、運転席・助手席を使ったダイネット展開ができるキャブコンが造れるため、後部居室部のレイアウトがかなり自由になると思うのですが、いかがなものでしょうか。

シートを回転させる機構は、キャンピングカービルダーであるホワイトハウスが考案しているため、それを真似た機構をカムロードにも取り入れてみればいいのにと思ってしまいます。

神奈川キャンピングカーフェア

セカンドシート後部にはオーブンのようなものが装備された本格的なキッチンと、その後部にはシャワールームらしきものが見えます。

シャワールームの対面にはトイレルームもあり、カセットトイレを装備。やはりこれだけの車格のキャンピングカーだけあり、シャワールームとトイレはそれぞれ独立しています。運転席・助手席を使ってダイネット展開をすれば、国産の5×2サイズのキャブコンでもセパレートのトイレ・シャワールームが実現するかもしれません。

神奈川キャンピングカーフェア

床面には専用のカーペットが敷いてあり、一枚物ではなく分割されて敷設してあるため、汚れた部分だけを取り替えることができそう。これはいかにも日本的で、なかなか気の利いた心遣いだと思います。

神奈川キャンピングカーフェア

最後部にはお約束の巨大な収納庫の姿が。

神奈川キャンピングカーフェア

いつも思うことが、「ここに一人寝ることができるな」ということ。あと、「シングルのジェットスキーであれば十分に積載可能だよな」ということも思ったりもします。いずれにせよこれだけ巨大な収納スペースがあれば、キャンプ道具はもとより、自転車やスキー、スノボの板なども楽々収納可能。

大型のキャンピングカーは室内の広さだけではなく、このような外部収納スペースが大きいことが魅力のひとつ。快適なキャンプをしようと思えば道具は際限なく増えるため、このような大型収納庫の存在は有り難いもの。

神奈川キャンピングカーフェア

水タンクなのでしょうか?給水タンクの容量は140Lと十分過ぎる程の大きさがあり、長期滞在型のキャンプ生活でも節約して使えば水に困るということはあまりないかもしれませんね。

神奈川キャンピングカーフェア

リアビューは意外にシンプル。これ位シンプルな外装の方が洗車する時は楽かもしれません。テールランプのデザインも独特で、なかなか洗練されていると思います。誰もが購入できるキャンピングカーではありませんが、こんな豪華なキャンピングカーに乗れる人が羨ましい限りですね。

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