第16回 神奈川キャンピングカーフェアへ行ってきました【その16】

今回は2016年9月24日(土曜日)に神奈川の川崎競馬場で開催された『第16回 神奈川キャンピングカーフェア』を見に行った時の様子をご紹介。

神奈川キャンピングカーフェア

こちら、OMCというキャンピングカービルダーが製造・販売する『ボギー』というバンコン。

200系ハイエースベースでも作成しているようですが、今回は日産のNV350キャラバンをベース車両にした展示車を持ち込んできていました。

神奈川キャンピングカーフェア

内装はセカンドシートがひとつあり、その後部のマットと組み合わせて就寝スペースとするレイアウトで、最後部にあるギャレーと小物入れの部分もベッドスペースになる模様。

神奈川キャンピングカーフェア

まぁ、言ってしまえばどこにでもあるようなバンコンで、面白みはありませんが、200系ハイエースやNV350キャラバン自体の荷室空間に限りがあるため、似たようなレイアウトになるのは仕方のないところ。

逆に装備品を詰め込みすぎたバンコンの方が、高額な上に使いづらかったりするため、なんでもかんでも装備していればいいというものでもありません。

それは特に軽キャンピングカーや200系ハイエースやNV350キャラバンベースのバンコンに言えること。

神奈川キャンピングカーフェア

ポップアップルーフが装備されている軽キャンピングカーも展示されていました。4人就寝とありますが、軽キャンピングカーで4人が就寝するというのはある意味無謀。物理的に出来ないことはありませんが、2~3時間の仮眠程度にしておいた方が無難なことは間違いありません。

連泊するような車旅に出掛けるのであれば、キャブコン以上のクラスを選択しなければ、かなりの確率で後悔するでしょう。15年以上キャブコンに乗っている私は少なくともそう思っています。

この軽キャンピングカー、バンパー下にヒッチメンバーの姿が見えますね。ヒッチキャリア等を取り付けて荷物をそこに全て載せれば4人就寝も可能かもしれませんが、いずれにせよ連泊するようなキャンピングカーではないことは確か。

神奈川キャンピングカーフェア

お天気は曇りですが、そこそこの人が『第16回 神奈川キャンピングカーフェア』に訪れています。

神奈川キャンピングカーフェア

全体的にバンコンと軽キャンピングカーの姿が目立ちますね。

神奈川キャンピングカーフェア

キャンピングカー業界の中では老舗ビルターとも言える、AtoZも出展中。

神奈川キャンピングカーフェア

ちょっと変わったキャブコンを展示中。NV200バネットをベース車両にした、ボディーカットキャブコンのよう。

フロント部分のボディーカラーがブルーで、キャンピングシェル部分のカラーがホワイトのため、2分割されたような印象があり、「カラーリング的にはどうなの?」と思ってしまうような車両デザイン。

神奈川キャンピングカーフェア

「キャンピングシェル部分をホワイトとするのであれば、フロント部分のボディーカラーをホワイトにすればベース車両との一体感があるのに」と、思っていると・・・ありました。

神奈川キャンピングカーフェア

AtoZのホームページの写真によるとこんな感じ。やっぱりこっちの方が一体感があって私はいいと思いますね。

神奈川キャンピングカーフェア

エントランスドアはチープなタイプ。他のタイプのキャブコンでは違うエントランスドアを使っていたような気がしてAtoZのホームページを見ていると・・・。

神奈川キャンピングカーフェア

何故かいすゞのキャンピングカー用シャーシである、ビィーカム(ビーカム)を使ったキャブコンが軒並み販売休止になっており、何だかちょっと気になります。

最近キャンピングカーショー会場でよく見掛ける『日本特種ボディー』もビーカムを使ったキャブコンを販売しており、こちらのホームページを見たところでは販売休止になっている様子はありませんでした。

AtoZと日本特種ボディーとの間で何かあったのかも知れませんが、とりあえず素人の私がアレコレ想像しても始まりませんので、推移を見守るしかありませんね。

神奈川キャンピングカーフェア

話をNV200バネットベースの『アルファ タイプ2』に戻します。エントランスステップの内側に小さなステップがあるのは親切だと思うところ。

元々低床ではあるのですが、更なる気遣いといったところでしょうか。

神奈川キャンピングカーフェア

シートは横座りタイプを採用していることから、二人旅仕様のライトキャブコンだと思われます。一応スペック上は乗車定員6名、就寝定員2名ということですが、横座りでは安全性の確保が難しいと考え、私は横座りのシートのあるキャンピングカーに走行時の乗車定員と言われても違和感を感じます。

神奈川キャンピングカーフェア

エントランスドアを入った正面に冷蔵庫、右側にギャレー、その真ん中にフリールームをうまく配置。このレイアウトは定番なのですが、やはりリアエントランスのキャブコンでは一番使いやすいと思います。

神奈川キャンピングカーフェア

フリールームの扉を開けたところ。意外に広いフリールームで、ポータブルトイレを置いて使用するには十分なスペースがあります。防水パンも敷かれており、汚れた物でも気軽に放り込んでおけるのもマル。

神奈川キャンピングカーフェア

バンクベッドは無いに等しい空間で、寝具などを入れる際に使える空間のような感じ。

神奈川キャンピングカーフェア

窓はガラス二重窓を採用。アクリルに比べて重量が嵩みますが、視界がいつまでも良好なのはやはりガラス窓。これはどんな高級なキャンピングカーでも敵いません。経年劣化で曇るアクリルウィンドゥが嫌であれば、ガラス二重窓のキャンピングカーを選ばなければなりません。

神奈川キャンピングカーフェア

ただ、国産キャブコンでガラス二重窓を採用しているキャンピングカービルダーは少数派で、ある意味この装備品は貴重かもしれませんね。

神奈川キャンピングカーフェア

最後部の窓もガラス二重窓。その上に作り付けの収納庫があるのはもはや定番中の定番。まぁ、あまり奇をてらうようなレイアウトでは、最初は珍しいかもしれませんが、かえって使いにくいということは往々にしてありますから・・・。

神奈川キャンピングカーフェア

それにしても話は戻りますが、いすゞのビィーカムベースのキャンピングカーがアラモを始めとして全て販売休止中になっているのは気になります。

このままでは2017年2月に開催される、幕張メッセのキャンピングカーショーのAtoZコーナーも寂しくなってしまうと思うと少し心配ではあります。

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