第16回 神奈川キャンピングカーフェアへ行ってきました【その20】

今回は2016年9月24日(土曜日)に神奈川の川崎競馬場で開催された『第16回 神奈川キャンピングカーフェア』を見に行った時の様子をご紹介。

神奈川キャンピングカーフェア

こちらは、M・Y・Sミスティックのコーナーで、ヴェルファイアをベース車両に使ったバンコンを展示。

最近は政治家の方や会社の社長などが運転手付きで乗る車としてもてはやされているようで、昔の黒塗りのクラウンやセルシオなどに代わって今はヴェルファイアやアルファードなどが送迎車として流行っているみたい。

確かにクラウンやセルシオに比べて車内空間に余裕がある上、視線も高い位置にあるため、乗っていても気持ちがいいのかもしれません。もちろんエンジンもこのクラスであれば当たり前のように静かなため、誰が乗っても不満は出ないと思われます。

神奈川キャンピングカーフェア

インパネ周りはご覧の通りの超高級仕様。シフトレバーやハンドルも高級感があり、センターには大型のナビ画面の姿も見えます。どこかの掲示板に書かれていた言葉で、『このクラスの車は自分で運転するのではなく、後部座席に乗る車』というのを見たことがあり、言われてみればその通りかもしれません。

ただ、私のような一般庶民はそのような運転手付きの車に乗れるはずもなく、やはり自分で運転しなければなりません。それでも乗り心地や運動性能に優れる車のため、自分で運転していても楽しいとは思いますが・・・。

神奈川キャンピングカーフェア

セカンドシートはキャンピングカー用のフラットなタイプで、前向きと後ろ向きに展開できるタイプに換装。高級ミニバンの内装にふさわしい感じのシート表皮を採用し、車内の雰囲気を壊さないような質感となっています。

神奈川キャンピングカーフェア

最後部のラゲッジスペースに簡易的なマットを敷いてベッドになる仕様で、乗車定員5名、就寝定員2名の内容。就寝定員だけを見ると二人旅仕様のキャンピングカーで、快適に現地まで移動し、日帰り温泉に入った後に食事をし、その後どこかで仮眠を取るという使い方がメインになるかと。

神奈川キャンピングカーフェア

バックドアを開けるとこんな感じ。家具の素材も高級感ある材質のものが使われ、シート表皮のデザインや配色と相まってシックなイメージを演出。ある程度お年を召された夫婦が二人旅に出ることを想定したバンコンタイプのキャンピングカーだと思います。

神奈川キャンピングカーフェア

このサイズのバンコンではあまり必要性を感じませんが、とりあえずギャレーなどもあるみたい。基本的にはこのクラスの車両は車内で寝ることができれば十分だと思っているため、私であればギャレーは廃し、この部分をベッドスペースにした方が快適だと思いますね。

神奈川キャンピングカーフェア

割り切った考え方をすればサブバッテリーなどの装備品も必要なく、寝るまでの間の車内照明は電池式のLEDランタンでも十分かと・・・。寝てしまえばもちろん照明などは必要無いため、不便だとは思わないのですがいかがでしょうか。

まぁ、それを言ってしまえば普通のヴェルファイアに簡易ベッドキットを組んで寝るだけの車両と変わりなくなってしまいますね。

神奈川キャンピングカーフェア

セカンドシートのヘッドレスト部分に何やら表記が。

神奈川キャンピングカーフェア

『ISOFIX(アイソフィックス、イソフィックス、アイエスオー・フィックス)』というチャイルドシートを自動車の座席に固定する方式の国際標準規格に順規しているという表記でした。

最近のキャンピングカーのシートに関しては、セカンドシートにも3点式のシートベルトの装備が法律で義務付けられるなど、安全性に重きを置いた改正がなされています。

事故などの際には2点式より3点式のシートベルトの方が安全性が高いのは言うまでもないため、キャンピングカービルダーや消費者側に負担のしわ寄せが来るのはある程度容認するしかありませんね。

神奈川キャンピングカーフェア

ベース車両が高額のため、標準仕様の価格で497万円(税別)というお値段。ただ、前述のようにギャレーやサブバッテリーシステムを不要とすれば50万円程安くなるのではないかと思われます。

高級ミニバンのキャンピングカー仕様車が、乗り出し500万円位であれば、そこそこリーズナブルな気もしますね。それでも、「このような高級車は後部座席に乗せてもらって移動するのが一番かも・・・」と、叶わないことを思ってしまう一般庶民の私でした。

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