日本で唯一のトラキャンビルダー M・Y・S ミスティックのコーナー
こちらは山梨にあるM・Y・Sミスティックのブースで、ミスティックは日本で唯一のトラックキャンパー(通称:トラキャン)を製造・販売しているメーカー。
ピックアップトラックなどに積載するハードキャビンを輸入や、自社で開発したりしています。で、今回見たのが、トヨタのカムロードの荷台部分に同社のハードシェルを積載したモデル。
正面から見た感じが米国ウィネベーゴ社製モーターホームに似ていて、「おっ、懐かしい感じもするけど、なかなかカッコイイな」という第一印象。
早速中を見せてもらうと、内装レイアウトは対面イスのダイニングに、後部2段ベッド、その間にフリールームを挟む形の、国産キャブコンではお馴染みのレイアウト。
スクエアな形状から分かるように、バンクベッド部分も広くとられていて、スタイル重視の先端が低いキャブコンタイプのバンクベッドとは一線を画すもの。
フリールームにはカセットトイレもオプションで装備することができ、キャンピングカーとしての要所は押さえています。
いま流行の家庭用エアコンも装備されていて、快適装備については抜かりがありません。何よりの特徴として、アルミパネルを使用することにより、重量が2.6トンと、同クラスのFRPを使用しているキャブコンより、200~300Kg程重量が軽くできているとのことで、これだけの差があれば、走行安定性や燃費にも影響が出てくると思います。
さらに、オプションとして、エアサスペンションやフロント強化スタビライザーなども準備され、走行安定性については、かなりの気配りをしている様子が伺えます。
リアビューも独特のものがあり、人とちょっと違ったキャンピングカーを求める方には、たまらないキャンピングカーではないでしょうか?シェルも、カムロードに載せるために専用設計したとのことで、いろいろなお客様に見て頂き、いろいろな意見をもらいたいと、ビルダーの方もおっしゃっていました。
こちらも、ミスティックが造る、軽自動車用のハードキャビンを載せた車両で、Mini Pop Beeという名前の軽トラキャン。
女性から「何コレ~、かわいい~」という声が上がるのも納得で、一見移動販売車にしか見えないこの車両、れっきとしたキャンピングカー。
でも、どこかの海岸にこのスタイルで駐車していると、移動販売車と間違えて人が集まってきそう・・・。そんな遊び心いっぱいのミスティックが造るキャンピングカー、これからも目が離せません。