バンテックのコーナー(ジルノーブルをじっくり検証)

引き続きバンテックのブースをじっくり検証中です。

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看板が並んでいます。ライバルであることには違いありませんが、造りの丁寧さと、車両のコンセプトには両者大きな違いがあると感じます。

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さて、今回じっくり検証するのは、ジルノーブルという、やはりジルの派生モデル。こんな感じで各キャンピングカービルダーのフラッグシップであるモデルをじっくりとそれも次々と見ることができるのも、キャンピングカーショーの最大のメリットだと感じます。

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エントランス関連は残念な仕様なので、そこにはあえて触れず、内装をじっくりと見ていきます。エントランスを入った正面にダイネットがあり、基本的には2人でゆったり使う仕様のようです。就寝定員は4名になっていますから、ファミリーでも使うことができそうですが、ダイネットを4人でゆったり囲むには、少し狭い気もします。

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そのダイネットの後方にトイレ&シャワールームを配し、シャワーはラジエター方式でお湯を温めるタイプで、温水シャワーを浴びることができる模様。給水タンクは67L、排水タンクは70Lと十分な容量を持ち、2人であれば快適にシャワーを使用することができそうです。

しかし家族4人が十分にシャワーを浴びようと思えば、もう20L程給排水タンクの容量が欲しいところです。私のジルにもシャワーが付いていますが、給水タンクが80Lあっても、家族4人で使えばかなり節約して使わなければ、最後は水が足りなくなってしまいます。(実際に最後にシャワーを浴びていた私の時に、タンクの水が底をつき、かなり悲しい思いをしたことがあります・・・。)

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しかし内装の配色がよく、ダイネットのシートには3点式のシートベルトが標準装備されるなど、やはり13年という時の流れはここまでキャンピングカーを進化させるものなのかと、隔世の感があります。

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リアのベッドスペースは2段ベッドではなく、広々としたセミダブルサイズで、これなら2人で快適な旅ができそうです。もちろんここにも家庭用のエアコンがきちんと装備され、快適な空間を演出。

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しかもこの家庭用エアコンを動かすのが大型インバーターとサブバッテリー、発電機に頼らない運転ができるため、環境にやさしく、かつ静かにキャンピングカー内を冷やすことができるようです。道の駅や高速道路のパーキングエリアで真夏に車中泊をするのであれば、エアコン無しでは耐えられません。

勢いキャンピングカーのエンジンをアイドリングで掛けて就寝することになるのですが、我が家のジルもそうした時、ディーゼルエンジンのため、振動や騒音であまり快適に眠ることが出来ないのが現状。

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このようなデュアルソースエアコンシステムのようなシステムが組めれば、快適で静かなキャンピングカーライフが送れると思うのですが、そのようなシステムを私の2001年式のジルに入れるくらいなら、キャンピングカー自体を買い換えた方が早いような気がしますね。(先立つものがありませんが・・・)キレイに収まっている家庭用エアコンの室外機が恨めしいですね・・・。

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でも、最近のバンテック車は、エアロパーツというか、バンパー周りのデコレートが激しくて、こんなにいろいろとFRPのパーツを付けると最低地上高が低くなってしまうではないかと思ってしまいます。

ジェットスキーに乗る時などにはゲレンデまでの道に大きな凹凸のある場合が少なくないため、こんな余計なものが付いていたらこすってしまいそうです。ですから、こんな見栄えだけのものは止めて、その分10万でも20万でも車両価格を安くしてくれればいいといつも思ってしまいます。

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あ~でもこの大きな収納は魅力的、新しいキャンピングカーはやっぱりいいな~。

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