トーザイアテオ(ホビー社の超高級トラベルトレーラーを展示中)
こちらは、トーザイアテオのコーナーで、ここも毎回超高級なトラベルトレーラーを展示中。
このトラベルトレーラーの近年のトレンドとしては、丸みを帯びたボディーに、豪華な内装、テールランプや室内の照明機器にLEDライトをふんだんに使ったものが主流で、ヨーロッパからのトレーラーにその傾向が顕著。
一方のアメリカ製トレーラーはどちらかと言えば無骨な感じで、やや繊細さに欠けるところもありますが、アメリカンな雰囲気が好きな人にはたまらないトレーラーかもしれません。
さて、この繊細な感じのヨーロッパのホビー社製トレーラー、全長は6,770mmもあり、全幅2,300とあれば、単純に日本のマイクロバスのバスコンの標準ボディーより大きいということになります。ただ、牽引するためのドローバーの部分を除けば、バスコンと室内空間面積はあまり変わらないと思われます。
しかし、価格的には3,784,000円と、同じ装備のバスコンと比べれば、価格は3分の1程度。これが動力部分を持たないトレーラーの魅力で、200万円程で国産SUVを購入して、牽引免許は必要ですが、牽引装置であるヒッチを取り付ければ、600万円程度でこんな豪華なトレーラーを使ったキャンプライフが楽しめます。
エントランスドアも重圧で高級そうなものが採用され、リーズナブルな価格設定ではあるものの、その辺りの装備品に手抜きはないようです。
内装はご覧の通りの豪華さで、入り口付近にグラスサーバーが設置され、落ち着いた木目調の家具類は、どこかのリゾートホテルの一室のようです。フロント部分にダイネットがあり、後部に大き目のベッドスペース、その間にトイレルームや冷蔵庫などを挟む形のレイアウトで、国産キャブコンなどに多く使われている、いわゆる鉄板レイアウト。
しかし、ひとつひとつのパーツが美しく、このあたりのデザイン感や高級感は、やはり国産キャブコンが敵わないと思うところ。
また、このトーザイアテオの高級トレーラーも、係りの人に一声掛ければ気軽に中を見せてもらうことができ、アンケート(名前や住所を記入)に答えなければ中を見せてもらえないというような、そんなケチくさいことは言わないのがいいところ。
私などアンケートを書いてはみるものの、新しいキャンピングカーを購入するなど、まだまだ先の話になりそうなので、何だか逆に申し訳ない気持になってしまうもの。
そんなことを思いながら、超高級トラベルトレーラーを堪能いたしました。トーザイアテオさん、今回もありがとう!夢を見せてくれて・・・。