ナッツRVのコーナー(マッシュ・クレソン・バンコンなどを展示中)
こちらは、ナッツのブースで、毎回キャンピングカーショーには多くの展示車両を持ち込み、多くの来場者で賑わっています。
今回の東京キャンピングカーショーにも、バンコン4台、キャブコン6台、フルコン1台と、合計11台ものキャンピングカーを持ち込み、ショー会場の中でも一番の展示面積を誇ります。
ナッツのキャブコンについては、フロントバンパーやバンクベッドの先端部分、リアビューなどがデコレートされており、この辺りは好みが分かれるところではありますが、キャンピングカーのデザイン性を追及しているという点では、かなり最先端を行っていると思います。
本社は福岡県にあるキャンピングカービルダーですが、神奈川・愛知・札幌にも支店があり、販売とサポート体制を徐々に全国区にしつつあるようです。キャブコンが得意なビルダーのように思えますが、バンコンも手掛けており、ハイエースのバンコンも積極的に開発しているようです。
こちらのライトキャブコンは、キャンピングカーショー価格ということで、440万円からの乗り出し。このように各ビルダーにおいてキャンピングカーショー特典なるものが準備されている場合もあるため、キャンピングカーショーに合わせて契約をする方も多いと聞きます。確かに普通に契約するよりは、お祭り価格ということで多少の値引きやオプションの追加も期待できることから、このようなショーを有効活用するのは良いことだと思います。
キャブコンの内装は最近のキャンピングカービルダーの傾向を踏襲しており、可も無く不可もなくといったところ。特にこれといった特徴はなく、強いて言えば無難な造りをしているといったところか。
さらに、最近のトレンドとしてのソーラーパネルもしっかりと導入されており、パワータイト製の『太陽電池充放電制御器』も取り付けれられていて、LEDの色によって充電・放電状態を監視できる体制になっているようです。太陽光発電の難しいところは、この充・放電の管理と言われていることから、信頼できる管理用機器を導入して、サブバッテリーの寿命を最大限延ばしていきたいところです。
先ほど、内装については可も無く不可も無くと書きましたが、ナッツRVのキャンピングカーの良いところは、キャブコンのエントランスドアに良いパーツを使っているというところ。このようにぶ厚いドアを採用していて、小窓には上下するブラインドを装備し、使い勝手が良い仕様となっています。
このエントランスドアの質感は重要なところで、ビルダーによっては700万円以上するキャブコンにも関わらず、ペラペラのドアを採用しているところもあり、少なくとも数百万はする買い物だけに、このような細かい点も是非注意して見て頂きたいところ。
このクレソンも含め、ナッツRVのキャンピングカーは外観デザインが良いのが特徴のビルダーだと思います。