アネックス【創業50周年】バンコンと電子レンジ&インバーターの関係を検証

東京キャンピングカーショーに出展しているキャンピングカービルダーの中でもかなりの歴史があるのが、このアネックスという会社。何と2014年で創業50周年というから驚き。歴史がそれなりにあると思っているキャンピングカービルダーも、意外と平成に入ってからの創業ということを考えれば、これは結構スゴイこと。

CIMG1816

昨年秋に開催されたアネックスのキャンピングカーユーザーミーティングの写真も飾ってあり、多くの方が参加している様子が歴史あるキャンピングカービルダーだということを感じさせます。そんな歴史のあるキャンピングカービルダーであるアネックスは、私的にはカムロードや200系ハイエースのボディーカットキャブコンの製作を得意とする、キャブコンメーカーとしての印象が強い会社。

CIMG1829

最近は、200系ハイエースをそのまま使った(ボディーカットをしない)バンコンにも力を入れているようで、東京キャンピングカーショー会場には200系ハイエースのボディーカットキャブコンは持ち込まず、ボディーカットをしていないハイエースバンコンを出展。

CIMG1814

200系ハイエースの標準ワイドボディーをバンコンに改造し、最初に付いている装備品を、エアコン(デュアル)、サブバッテリー、リアヒーター、収納庫、という極めてシンプルなものにして、乗車定員10名、就寝定員3名+3名というような内容。

ガソリンエンジンの2WD/ATで、ベース車両はハイエース ワゴンGLで、お値段は367万円程。200系ハイエースのバンコンとしては標準的な価格で、可もなく不可もなくといったところ。

CIMG1819

内装はセカンドシートを後ろ向きにして、最後部部分をコの字にして、テーブルを囲むという、これまたオーソドックスなスタイル。悪く言ってしまえばどこにでもあるような内装とレイアウト、良く言えばそれだけバンコンの室内レイアウトはこのようなスタイルが一番使い易いということかもしれません。

CIMG1822

天井にはLEDライトの間接照明、こちらはトヨタ車体でも使われていた手法で、トヨタ車体の場合はLEDライトの色が青色だったはず。

CIMG1823

こちらのモデルは、室内天井のサイド部分に収納庫が設置され、運転席・助手席の後部にシンク・電子レンジ・お皿などの小物を収納できるボックスを配置。運転席側から行き来できるように、一部切込みを入れ、通れるようにしてあります。

CIMG1836

大型のインバーターを当たり前のように装備するようになった最近のキャンピングカーでは、電子レンジの装備は珍しくなくなってきました。しかし、旅先で電子レンジが必要になる場面ってどのくらいあるのでしょうか?コンビニやスーパーでもお弁当や惣菜を買えば、コンビニでは店員さんが温めてくれ、スーパーであればレジの近くに電子レンジが設置してあったりして、温めにはあまり不自由しないと思うのですが・・・。

それでも、電子レンジが必要な場面と言えば・・・、

・前日に買った弁当や惣菜を朝ごはんとして温める(何かちょっとわびしい、高速道路のサービスエリアで車中泊をしたなら、軽食で温かいものが食べられるはず)
・牛乳を温めて寝る前に飲む(コレはいいかも知れない)
・電子レンジで温めるタイプの湯たんぽを温め、冬場の車中泊を快適にする(コレもいいかも知れない)
・水も熱くできるため、コーヒーなどを淹れることも可能か?
・赤ちゃんなどがいる家族では、キャンピングカー内で離乳食を温めることができる。

など、いろいろと使い道はありそうですが、他の方法でも解決しそうなこともあり、どうしても電子レンジを装備しなければならない理由が私には見つかりません。さらに、電子レンジを装備するということは、前述の通り大型のインバーターも装備しなければならず、大型のインバーターは大電流を要求するため、サブバッテリーが傷みやすいという負の側面も持ちます。

CIMG1838

これは、アネックスのキャンピングカーに限らず、どのキャンピングカービルダーも同じで、サブバッテリーの劣化を考えると、あまり電子レンジの装備は好ましくないと私は思っています。電子レンジを装備するのであれば、発電機など、インバーターを介さないで直接電子レンジに電気を供給できるような装備品があれば、問題はないと思うのですが・・・。

CIMG1833

ハイエースのバンコンに防音を施した発電機を積むのはスペース的にも無理があると思われるため、あまり現実的ではありませんが、電子レンジ等の大電流を要求する装備品の選択は、アネックスのキャンピングカーだけに限りませんが、慎重にした方が良さそうです。

関連記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る