カスタムセレクトのコーナー(ヒッチ付きのハイエースのバンコンを展示中)
こちらは、カスタムセレクトのブースで、ハイエースのバンコンを展示中。
ハイエースのバンコンってそれこそ星の数ほど種類がある印象で、このハイエースのバンコンもそのうちの一台。
こちらの車両は、内装を簡素にして、荷物スペースを最大限取ろうというコンセプトのようで、ベッドを支える支柱なども簡易な感じになっています。セカンドシートはREVOシートも選択できるようですが、このシート自体が非常に高価なため、オプションで装着すれば車両価格がかなりのものになるのは間違いありません。
見れば見るほど『どこにでもあるハイエースのバンコン』に思えてしまうのですが、後部に回ってみると「おっ、ヒッチが付いているじゃありませんか」と、軽いサプライズ。東京キャンピングカーショーの会場内にハイエースのバンコンは数あれど、ヒッチの付いているバンコンは珍しく、「なかなか遊び人の心を分かっているね~」と、ちょっと関心してしまった次第。
こんな感じのおじさんが確か接客していたように思われ、こんな小さなブースにもしっかりお客さんが来ていて、商談をしている様子が伺えました。
価格的には399万円からと、ハイエースのバンコンとしては標準的な価格で、これまた特徴がありません。新型キャラバンNV350が発売になっても、ハイエースの人気は少しも衰えず、かなりの台数が販売されている模様。
「ハイエースって発売から10年が経過しているので、そろそろフルモデルチェンジするのでは?」と、とあるビルダーの方に問いかけてみたところ、「ハイエースはまだまだフルモデルチェンジしませんよ、先代の100系も15年間フルモデルチェンジしなかった上、200系のハイエースは最近マイナーチェンジしたばかりですから」というお答えで、まだまだハイエースの独壇場は揺るぎない感じです。
さらに数年後に300系のハイエースなどというフルモデルチェンジがあった場合には、今の日産の新型キャラバンのことを研究し尽くして出してくることは間違いなく、さらにハイエースの独壇場の期間が延びることに疑いの余地はありません。そう考えるとトヨタのハイエースって『スゴイ』車なんだと思ってしまいますね。
確かに東京キャンピングカーショー会場の中には、新型キャラバンNV350のバンコンもチラホラ見受けますが、圧倒的にハイエースのバンコンの方が多い状態。ハイエース祭りはこれからも続くと見て間違いありません。