キャンピングカーのデイープサイクルバッテリーを充電するなら「AT-1210FX」が最高!
今回新たに購入したキャンピングカーのための装備品は、デンゲン社のバッテリー充電器「AT-1210FX」です。友人が購入してキャンピングカー(ピックアップキャビン)のダメになったサブバッテリーの充電をしたところ、復活したということで絶賛していた充電器。
キャンピングカーのサブバッテリーがダメになり、何だかあまりキャンピングカーに装備されている充電器で十分に充電がされていないのかと思い、何か良い充電器がないかと探していたのですが、友人の薦めでこの「AT-1210FX」を購入しました。ネット通販で注文をして(3月末に駆け込みで購入)すぐに届いた充電器。箱もしっかりとしていて、輸入品にあるような『ペラペラ』の箱ではありません。
しかも、made in japanと誇らしげに箱に印字してあり、「信頼の日本製」ということをさりげなくアピールしています。
厳重に貼られたテープをはがし、箱を開けてみると、こんな感じで取り扱い説明書が入り、さらに開けると分厚いビニール袋に丁寧に本体が入っており、かなり厳重な梱包状態で、さすが日本製だと思うところ。今では貴重な日本製の製品だけあり、細やかな気遣いが嬉しいところです。こうして眺めているばかりではアレなので、早速箱から取り出して使ってみることに。
ずっしりとした重さがあり、各部についているスイッチ類も、「ちゃち」な感じは微塵もありません。電源コード、充電用のコード共にかなりしっかりとしたものが付いていて、この辺りもかなり満足度は高い商品。
この充電器、何でも、最初に大きな電流を流してダメなバッテリーを目覚めさせ、その後徐々に電流を抑えていくような制御をしているとのこと。しかし、このような機能は他の充電器にもあるので、それ程の特徴とは言えないのですが、この充電器「AT-1210FX」のスゴイところは、満充電になった後も電流がゼロにならずに、『維持充電』というモードに切り替わることにより、繋ぎっ放しの状態でバッテリーの放電を抑えてくれるというもの。
購入後、私のキャンピングカーのダメになったサブバッテリーに繋いでみました。このバッテリー、2011年4月から使い始めて3年目ですが、かなりヘタっており、走行充電・キャンピングカーに装備されている充電器でも満充電にはならず、もう廃棄するしかないと思っていました。このディープサイクルバッテリーに「AT-1210FX」を繋いでみます。
もちろん、バッテリーインジケーターは「真っ黒」で、「要充電」という表示。こんな感じで繋いでみます。最初は大きく電流計の針が振れ、大電流を流してバッテリーを目覚めさせているようです。繋いで1日が経過し、充電器を見てみると、充電完了のランプが点き、赤いランプが点滅しています。「ん、エラーか?」と思って電流計の針を見てみると、針が細かく振れているのが見えます。
バッテリーのインジケーターを見てみると、まだ「真っ黒」のまま「やっぱりダメかぁ~」と思い、エラーかも知れないのでとりあえず取り扱い説明書をよく読むことに。取り扱い説明書など、普段はあまり読まないのですが、今回はよく分からない現象なので、読んでみました。
その結果、今の状態は「維持充電」という状態らしく、針が細かく振れているのも異常ではない様子。なので、このまま様子を見ることにしますが、やはり放電し過ぎていて、バッテリー自体がダメになっているのかも知れないと思いつつ、「あ~、コレを捨てるのも面倒なんだよな~」と、ため息。そのまま仕事が忙しく、数日間は見ることもなくほったらかしにしていたのですが、「おっ、そういやどうなったかな」と、5日目位に思い出し、見てみると・・・。
「AT-1210FX」の電流計の針は相変わらず小刻みに振れていて、赤いランプも点滅しています。「変化ナシか・・・」と思い、バッテリーのインジケーターを見てみると、なんと「緑色=良好」の状態になっているではありませんか!「んっ、復活してる?本当?」
それでもまだ信用できない私。キャンピングカー内にあるインバーターにダメ(じゃなくなったかもしれないけど・・・)バッテリーを繋ぎ、パソコンやら扇風機やらを動かして電気を消費させてみましたが、かなりの時間を使うことができ、本当に復活しているようでした。
今までいろいろな充電器(キャンピングカー搭載品やその他の物)を使っていたのですが、なかなか満足いく結果を得ることができなかったのですが、この充電器は違うようです。本当の意味でキャンピングカーやボートのエレキなどに使われる、ディープサイクルバッテリーを満充電するだけの能力と機能を備えている充電器だといえます。
価格は、楽天などで2万5000円程と、決して安くはありませんが、中途半端な充電器をいくつも試すよりは最初からちょっといいこの「AT-1210FX」を買った方が絶対お得だと思います。今では、キャンピングカーに装備されている充電器では充電せず、この充電器を直接繋いで充電しています。これに発電機などがあれば、出先でもサブバッテリーを満充電にできるため、かなり重宝しそうです。
ちなみにキャンピングカーに装備されている走行充電では基本的にサブバッテリーは満充電になりません。ですから、キャンピングカー内で電気を使えば使う程バッテリー残量が減り、最後は空になってしまいます。走行充電だけでは不十分なため、「AT-1210FX」のような充電器できちんとバッテリーを満タンにしてあげる必要があるかもしれません。
キャンピングカーのサブバッテリーに限らず、ボイジャーなどの高電圧仕様のバッテリーも満充電にできるため、ディープサイクルバッテリーの充電に悩んでいる方にも特にお勧めといえます。
商品のレビューを見ても皆さん満足されているように、私もこの「AT-1210FX」には非常に満足しています。