キャンピングカーにIPFの『816 SUPER OFF ROADER(スーパーオフローダー)』バックランプを取り付け【その1】
今回は、キャンピングカーにIPFの『816 SUPER OFF ROADER(スーパーオフローダー)』というバックランプを取り付けた時の様子をご紹介。
前々からキャンピングカーを夜間にバックさせる際、バックアイカメラに映る映像が暗いと感じており、製品自体は2016年の4月にアマゾンで購入していたのですが、何となく取り付けが面倒な気がして、伸び伸びになっていました。
まずはキャンピングカーの後部のどの辺りに取り付けるのかを決めなければなりません。
運転席側がいいのか・・・
それとも助手席側がいいのか・・・
少し悩みましたが、運転席側の方からはマフラーのパイプが伸びており、マフラーからの熱がバックランプに悪影響を及ぼすかも知れないと考え、マフラーパイプの無い助手席側に取り付けることにしました。
その時は特に考えてはいなかったのですが、後にこれが大正解だったと解ります。
取り付ける位置が決まったので、早速取り付けるための穴をドリルで空けていきます。キャンピングカーのFRP部分に穴を空けて取り付ける方法もありますが、バックランプの重みでFRPが割れる恐れがあるため、今回はジェットスキー用のヒッチメンバーに穴空け加工をして取り付けることに。
まずはポンチで穴位置をマーキング。
続いてマーキングした位置に3mmの下穴を空けます。以前の私であればいきなり10.5mmのドリルで本穴を空けてしまうところですが、最近は大人になり、完成を焦らず落ち着いて作業ができるようになりました(苦笑)。
下穴を空けていたおかげで、鉄板の厚みはありましたが比較的スムーズに10.5mmの本穴を空けることができました。ちなみに、裏側からスパナを入れてナットを締め付けることができるよう、取り付け位置にも気を遣っています。
このあたりの冷静な判断も、過去の失敗から学んでいます。以前は取り付けることに夢中になり、後から「うわぁ~スパナが入らないじゃ~ん」となり、泣く泣くスパナを加工したり、その他工具側を加工し、何とか収めるという経験をしているため、その経験が生きている感じ。
穴の周りのバリをやすりで削り取っておきます。
続いて配線をするのですが、取り扱い説明書の配線図を見て一言。「なんか面倒だな・・・」
その面倒だと思う原因がコレ。
リレーとスイッチを介し、常時点灯とバックランプ連動の切り替えができるようになっているようなのですが、基本的に作業灯として使用することは無いため、作業灯としての機能は不要。
それならこんな感じでリレーやスイッチなどを介さず、バックランプの配線に直接割り込ませば、不要な配線を引き回したりしなくて済むはず。
5分程で作成した図なので雑ですが、簡単に図で説明すると上記のような感じで、配線がシンプルでよろしい。基本的にはバックランプから伸びるプラスの線とアースをバックランプの間に割り込ませるだけ。
そうと決まれば早速キャンピングカー側のバックランプの配線に割り込ませる準備をしていきます。
外側のレンズを外しただけではテールランプは外せませんでした。
裏側にある10mmのナットを外さないとテールランプは外れないようです。
10mmのナットを外すとこんな感じで外れました。
15年間外していない部分のため、砂ぼこりなどが付いています。
良い機会なので、歯ブラシなどを使い、砂ぼこりを少し掃除。本当は水を掛けてキレイに洗浄したいところですが、冬なので寒いことと、取り付けた後に雨中走行をすれば元通りに汚れるため、そこまではしませんでした。
それより何より、15年間17万kmを走行しているのですが、テールランプの電球が切れたことはありません。改めて日本製の製品のクオリティーの高さに驚くばかり。
ヘッドライトは1回だけ片側が切れたことがあり、自分で電球を交換しましたが、もう片一方は納車時から使用しているものです。
この辺りの品質が、トヨタを始めとした日本車が世界で認められている要因なのだと感じますね。
さらにキャンピングカーへのバックランプ取り付けは続きます。