大型キャンピングカー「キャブコン」のメリット・デメリットという記事を読んで思うこと・・・
近年じわじわと人気が高まってきているキャンピングカー。時間に縛られず、車が入れるところならどこでも行けるし、チケットや宿の予約も必要なく思い立ったが吉日とすぐに旅にでかけられるのがその魅力。
購入者の中で多いのは、小さい子供がいるファミリー。それに意外なことに熟年夫婦も多いようです。小さい子供がいるファミリーの場合は、交通費や宿泊費を抑えて旅に出るためのツールとして人気のよう。そして、熟年夫婦の場合はご主人が定年後にそれまでなかなかできなかった旅を楽しむ足としてキャンピングカーを選ぶということがあるようです。
キャンピングカーは市販車を「キャンピングカービルダー」と呼ばれる業者が改造して作られています。主な種類としては、軽自動車を改造した「軽キャンパー」、ワンボックスカーを改造した「バンコン」、そしてトラックの荷台スペースを居住区画に改造した「キャブコン」など。
「キャンピングカー」と聞いて多くの人の頭に浮かぶのが「キャブコン」のようなタイプだと思います。運転席の上まで突き出した荷台部分の屋根はまさに「キャンピングカー」のイメージ。「キャブコン」の多くは1トントラックが使われています。
運転席と切り離された居住区画は広く、大人6人程度が余裕で寝られるベッド、家庭用と遜色ないキッチン、余裕あるダイニングスペースなどに加え、シャワールームまで装備されているものもあります。
ただこの「キャブコン」、居住性は抜群ではありながらもいくつかのデメリットがあります。
まずそもそも車両サイズが大きいこと。車高が3mほどになるので、屋根がある駐車場には入れないことが多いこと。また、それだけ大きい車はかえって日帰りのような気軽な使い方には不便なもの。加えて値段が高い!キッチンの設備や内装など、いろいろ改造していくためには最低でも500万円は必要。
「キャブコン」は、そうしたデメリットよりも更なるメリット、例えば長期間家族で旅行できるとか、移動や宿の問題でなかなか一緒には旅ができない、ペットを連れて旅を楽しめるというようなことを求める人にはすばらしいツールになると思います。
というような記事がネット上に掲載されていましたが、確かにキャブコンタイプのキャンピングカーにはメリットも多いものの、デメリットも少なからずあるもの。
一度そのキャブコンのメリットとデメリットを比較紹介するコーナーでも作ってみようかと、この記事を見て思いました。
私個人のレベルでは、デメリットよりメリットの方が上回っているため、長年乗り続けているのですが、まぁ、感じ方は人それぞれ違いますからね・・・。
これは今のジルを買ったばかりの頃の写真。13年前になりますね。こうして見るとバンクベッド部分やミラーのカバーなどに艶があり、雨だれのバーコード姿ではありますが、各部がとてもキレイで各種装備品も全て故障もなく動いていました。
やはり13年という月日は車にとっても人間にとっても長い時間なのだと、この写真を見て改めて思いますね・・・。